ヤマトヌマエビ繁殖のあれこれ

ヤマトヌマエビの繁殖を中心にアクアリウム体験を書いています

ミクロラスボラハナビの様子に変化

30cmキューブ水槽が落ち着かない

4月に入ってヤマトヌマエビの活性低下に始まり、先週はモスがコケにまみれ・・・

今週はハナビです。

30cmキューブ水槽のミクロラスボラハナビ

 

つい2週間前にその健在ぶりをご紹介したミクロラスボラハナビ。

makose.hatenablog.jp

 

1匹の様子がおかしい

お腹が腫れているミクロラスボラハナビ

分かりますでしょうか。

お腹付近に不自然なふくらみがあるのです。

ちなみにこの個体はおそらくオスなので、抱卵などではなさそうです。

 

様子は、いつもと変わることなくエサをねだり、他のお魚と群れて泳いでおり、活動に変化は見られません。

ただどうにもお腹周りが膨らんでいるのです。

 

腹水病なのか?

調べると腹水病という病気があり、内臓に病原菌が入り起きるようです。

水質が悪かったり、ストレスが頻繁にかかる環境で発生しやすい病気とのこと。

 

ちなみにこの水槽の水質は現状ほぼ問題がありません。

最近エビの不調やコケ発生の対処を毎週のように行っており手を入れたりトリミングをしたことで、ストレスになってしまったのかも知れません。

 

6匹群れて泳ぐミクロラスボラハナビ

4月のミクロラスボラハナビ

 

対処をどうするか

腹水病は観パラDなどの魚病薬で治療が可能とのこと。

ですが、私はこれまで魚病薬を使ってお魚を治癒した確率0%の人間です。

現状、食欲がなかったり行動が緩慢になる様子も見られていないので、この状態で魚病薬による負荷をかけるが怖いというのが本音です。

 

お腹のふくらみは日毎に多少変化がある様子です。

もう少し様子を見て、アクアショップで聞いてみようかと思っています。

 

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ピグミーチェーンサジタリア植栽15ヵ月目

CO2なしでも増えていました

我が家の水草の中で初期から植栽しているピグミーチェーンサジタリア

CO2あり環境⇒CO2なし環境⇒(最近)CO2あり環境

と最初の植栽以降で育成環境は変化しています。

 

↓CO2なし環境でも元気な様子を記載した記事 

makose.hatenablog.jp

 

再びCO2添加してからの様子

ピグミーチェーンサジタリアにとっては半年以上ぶりのCO2添加環境です。

添加から1ヵ月でいくつか変化が

・葉っぱのグリーンが濃く、綺麗になった

・一部の株は超巨大化

・ランナー展開スピードが上がった

 

葉色が綺麗な緑に。

水槽前面にランナーを伸ばして新葉が出てきそうです。

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水槽右側の中景では葉の長さが10cmを越える株も。

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ということで相変わらず好調なピグミーチェーンサジタリアでした。

 

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朱文金の引越し1ヵ月経過の様子

朱文金の引っ越しから1ヵ月が経過

3月上旬に60cm水槽から30cm水槽に移ってもらった朱文金。

広い世界から、小さい水槽に移動してもらい1ヵ月が経過しました。

 

この変化はストレスになってしまうかな。と心配しましたが、体色もよく、背びれもピンと立ち、とても健康な様子で1ヵ月過ごしてくれました。

水槽に近づくと変わらずエサを求めてパクパクしています。

 

朱文金を入れると同時に水草もシンプルな構成に変更しました。

引っ越しした朱文金

 

水の透明度も絶好調

金魚は3年くらい飼育していますが、フンが多いです。

そのため、飼育している水槽ガラス面にはコケが付着するのはお約束でした。

今回の引っ越しにより外掛けフィルタ&ガジュマル効果?でピカピカだった30cm水槽ともお別れか・・・と思っていました。

 

が、しかし、依然としてピカピカな状態を維持しています。

↓朱文金投入から1ヵ月ですが、ガラス面の掃除は一度もしていません。

朱文金水槽の様子

少しだけアヌビアスナナ・プチに茶ゴケが付き始めていますが、まだ気が付かない程度です。

過剰ろ過で良かった!と改めて実感する今日この頃。

 

ちなみに朱文金は、黒いバックスクリーンの効果か、最近は体色の赤い部分が濃くなってきた気も。今後の変化も気になるところです。

 

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30cm水槽に異変

エビの不調は序章でした

30cmキューブのエビの様子がおかしいと先週書きました。

その後は最近あげていなかったエサを与えたり、数カ月間洗っていなかった外部フィルタのろ材をすすいだりして様子を見ていました。 

makose.hatenablog.jp

 

突如コケの進行が始まる

先週中ごろの様子です。 

ウィローモスをコケが覆う

これまで健康だった水槽上部のウィローモスが白っぽく、短い糸状の苔がモスの葉の間を覆っています。

ぼやけて見えるので、最初は疲れ目かと思いましたが、現実でした。。

 

上から見てもぼやけたり変色したりしています。

コケの進行を上から見た様子

 

実はこのコケ、底面のエキノドルステネルスには数カ月前から広がっていたのでした。

エキノドルステネルスに付着したコケ

あまりにも急に広がったので、不意打ちを食らった気持ちです。

 

原因は・・・

急に広がったため最近水槽に行った変化点が原因と見ています。

・外部フィルタ掃除によりバクテリアが減少

・水槽上層部のモスが繁殖しすぎて水流が低下

・エキノドルステネルスが低床を覆いつくし成長が鈍化し苔が付着

といった要素からコケが大発生したものと考えています。

とはいえ、エビの不調を受けてフィルタ掃除をした経緯もあるので、なかなか判断が難しいです。

 

昨年夏頃に同水槽でヤマトヌマエビが調子を崩した際も、水草の繁茂による水流の低下が原因でした。

この1年を通した個人的な考察としては、水流を優先し、その後水質を気にすべきように思いました。

今回もその逆の順序をとってしまった訳です。

 

対策として強めのトリミングを実施

ということで、コケが付着した水草は徹底的に取り除くことにしました。

 

まずは低床で苔に覆われているエキノドルステネルスを抜いていきます。

複数の株がギュウギュウに植わっていたため、思い切って手で抜きました。

(手で抜く際も、ランナーで他の株と繋がっているので、先にランナーを切ったのちに手で引っこ抜いています)

 

抜いた株は、見てみると根っこは健康そうな色をしていますが、その付け根にはヘドロのような匂いを放つ黒いものが付着していました。

エキノドルステネルスを抜いた様子

 

モスを巻いた溶岩石も数ヶ月でこの状態です。

モスも思い切って強めにトリミングしました。

石に巻いたモスが大成長

 

その他、ミクロソリウム子株がたくさん発見されたので、60cm水槽の流木に移植しました。

 

↓そして最終的にトリミングした水草たち。

写真だと伝わりづらいですが、結構なボリュームを水槽から取り出しました。

トリミングで水槽外に出した水草

 

トリミング後の様子

上から見たところ

エキノドルステネルスを間引いた後の様子

外部フィルタのモーターが目視できるようになりました。

また写真右上のスペースのエキノドルステネルスがなくなり砂利が露出しています。

今後はこのスペースに再びエキノドルステネルスがランナーを伸ばして成長力を復活させるのが狙いです。

 

前面から見たところ

左:3月末の様子 右:4月11日の様子

トリミング前
トリミング後

 

こうみると、まだまだモスが減っていませんね。。

写真に写っていない後方はちゃんと減っています。

 

コケとの戦いは難しい

これまで、茶ゴケ・緑ゴケ・黒髭ゴケとの勝負には勝利してきたのですが、今回の糸状(モヤモヤ)の苔は正直対処方法が分かっていません。

まだしばらくこの水槽から目が離せません。

 

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リセットした60cm水槽 2ヵ月目の様子

2/27のリセットから6週間が経過

水草の成長はまだまだですが、確実に水が出来上がってきています。

導入した生体も1匹も落ちることなく、皆元気に過ごしています。

 

心なしか水がシャキッとしてきた60cm水槽

リセット6週間後の60cm水槽

 

水質の状況

下のキャプチャは再び計測可能になったテトラ6in1の計測結果です。

亜硝酸塩はほとんど検出されなくなりその他数値も安定してきました。

PHは毎回誤差が大きいのですが6.5~7.1の間で推移しています。

リセット6週間後の60cm水槽水質

 

ろ過システムは問題なさそう

ろ過システムは外部フィルタと底面フィルタを併用しています。

両方ともスペック不足の懸念があったのですが、水質も良化してきており問題は起きていません。

・リセット後3週間目までは外部フィルタと底面フィルタを24時間常時稼働

水草を多く植栽しはじめた4週間目からは外部フィルタは常時、底面フィルタは夜間エアレーションとして稼働(CO2添加効率を優先するという考え方です)

 

底面フィルタを夜間のみ稼働にするのは迷いました。

取りあえず問題は起きていないので、当面はこの運用で様子見です。

 

使用しているエーハイムアクアコンパクト2005

 

植栽した水草の状況

CO2添加以降、多くの水草が好調をキープしています。

この水草たちの好調が水質良化に一役買ってくれていそうです。

アヌビアスナナプチ:◎続々と新葉を展開中

ドワーフアマゾンフロッグピット:◎ほぼ日次でランナー展開し増殖

ミクロソリウムナロー:○増えている様子ありませんが健康な色

ピグミーチェーンサジタリア:○増殖&巨大化

・南米ウィローモス:○三角葉を展開

・セイロンロタラ:○背が高くなってきました

・ハイグロフィラポリスペルマ:○エビの食害あるも一度切り戻し

・ブセファランドラ:○新葉を展開

・ニューラージパールグラス:○匍匐して増殖中

・ボルビディスヒュディロティ:△一部穴、新葉出るも元気がイマイチ

・オーストラリアンクローバー:✕新葉がエビの食害にあい増えず

 

↓大増殖中のドワーフアマゾンフロッグピット

流木に引っ掛かり水流緩和にも役立つようになりました。

増えたドワーフアマゾンフロッグピット

 

流木のアクはなかなか取れません

リセット後2週目から流木のアクで、水が茶色く濁っています。

毎週(時に週2回)水替えをしていますが、この状況は変わりません。

生体には影響がないとのことですが水替えを1週間しないと、かなり茶色が濃くなるため、生体の観察にはイマイチですね。

本当は活性炭ベースの化学ろ材を入れると綺麗になるそうなのですが、現在別の化学ろ材を入れているため、導入は諦めています。

リセット6週間後の60cm水槽2

 

以上、リセット後の60cm水槽の様子でした。

生体も増えて観察するのが楽しい水槽になってきました。

 

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ニューラージパールグラス植栽1ヵ月目

緑の絨毯への道は・・・

3月上旬に植えたニューラージパールグラス。

底面が砂利の水槽内でも育ちやすい前景草ということで導入しました。

そろそろ1ヵ月が経ちますので、経過をレポートします。

 

結論から言いますと、緑の絨毯にはまだほど遠い状況です。

まぁ、まだ1ヵ月なので妥当な状況かと思います。

 

砂利に埋めるように植栽した葉っぱは着実に匍匐して増えています。

特に水槽前面の光がよく当たるエリアに植えた株の成長スピードが速いです。

 

植栽から1ヵ月間の変化

 

植栽翌日(3/10)の様子

引き抜きを防ぐため、多くの葉を砂利の中に埋めて植栽しました。

植栽翌日のニューラージパールグラス

 

植栽3週間目(4/1)の様子

ブセファランドラ手前を見てもらうと、葉数が増えている事が分かると思います。

(植栽後の配置替えは行っていません)

植栽3週間目のニューラージパールグラス

 

●植栽4週間目(4/6)の様子

前週とあまり変わりませんが、葉っぱは着実に増えています。

ニューラージパールグラス4/6の様子 

 

現在の成長スピードですと、あと1ヵ月くらいすれば葉が重なってくるエリアが出てくるのではと期待しています。

並行して導入したドワーフアマゾンフロッグピットが水面で増殖しているので、こちらに光を遮られないようにだけ注意して経過を見ようと思います。 

 

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ミクロラスボラハナビお迎え7ヶ月目

引越し後も元気です

3月上旬に30cmキューブ水槽に引越ししたミクロラスボラハナビ。

30cm水槽に移動したミクロラスボラハナビ

 

元々この水槽は水草の勢いがよく、水質も安定していたこともあり、移動後もとても元気に過ごしています。

makose.hatenablog.jp

 

エサくれアピールがすごい

私の中でミクロラスボラハナビは臆病な印象がありました。

一番最初に購入したショップでも岩陰に群れで隠れていた様子が記憶にあります。

ところが30cmキューブ水槽に引越ししてからは、全く隠れる様子もなく、水槽の前後を自由に泳ぎまわっています。

基本的に6匹まとまって行動していますが、特に人が近づくと水槽前面に出てきてエサをねだるような姿が以前よりも増えた気がします。

 

エサくれアピールが強くなったミクロラスボラハナビ

 

フィンスプレッティング 

前にもチラッと記載しましたが、引越し後に初めてフィンスプレッティングをする様子が見られました。

フィンスプレッティングとは、威嚇や求愛行動ということですが、我が家では大抵オス同士がやっているので威嚇に当たるのでしょうね。

 

飼育を始めてから6ヶ月間目にすることがなかったのですが、何をきっかけに頻繁に目にするようになったのかはまだ分かっていません。

水草が非常に多い環境

・3月という季節の影響

あたりが要因なのかなと思っています。

 

フィンスプレッティングするミクロラスボラハナビ

ミクロラスボラハナビのフィンスプレッティング1

ミクロラスボラハナビのフィンスプレッティング2

 

ということで、最近はすっかり安定したミクロラスボラハナビの状況報告でした。

最近気になっている事といえば、色揚げ的観点では、照明が強い環境はどうなのだろう、ということです。

これまでは照明がかなり弱い環境かつ黒色中心の環境で飼育していたのですが、水草の多い緑色中心の環境に移り、やや体色が薄く感じることもあります。

この辺りは引き続き観察していきたいと思います。

 

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