30cm水槽に異変
エビの不調は序章でした
30cmキューブのエビの様子がおかしいと先週書きました。
その後は最近あげていなかったエサを与えたり、数カ月間洗っていなかった外部フィルタのろ材をすすいだりして様子を見ていました。
突如コケの進行が始まる
先週中ごろの様子です。
これまで健康だった水槽上部のウィローモスが白っぽく、短い糸状の苔がモスの葉の間を覆っています。
ぼやけて見えるので、最初は疲れ目かと思いましたが、現実でした。。
上から見てもぼやけたり変色したりしています。
実はこのコケ、底面のエキノドルステネルスには数カ月前から広がっていたのでした。
あまりにも急に広がったので、不意打ちを食らった気持ちです。
原因は・・・
急に広がったため最近水槽に行った変化点が原因と見ています。
・外部フィルタ掃除によりバクテリアが減少
・水槽上層部のモスが繁殖しすぎて水流が低下
・エキノドルステネルスが低床を覆いつくし成長が鈍化し苔が付着
といった要素からコケが大発生したものと考えています。
とはいえ、エビの不調を受けてフィルタ掃除をした経緯もあるので、なかなか判断が難しいです。
昨年夏頃に同水槽でヤマトヌマエビが調子を崩した際も、水草の繁茂による水流の低下が原因でした。
この1年を通した個人的な考察としては、水流を優先し、その後水質を気にすべきように思いました。
今回もその逆の順序をとってしまった訳です。
対策として強めのトリミングを実施
ということで、コケが付着した水草は徹底的に取り除くことにしました。
まずは低床で苔に覆われているエキノドルステネルスを抜いていきます。
複数の株がギュウギュウに植わっていたため、思い切って手で抜きました。
(手で抜く際も、ランナーで他の株と繋がっているので、先にランナーを切ったのちに手で引っこ抜いています)
抜いた株は、見てみると根っこは健康そうな色をしていますが、その付け根にはヘドロのような匂いを放つ黒いものが付着していました。
モスを巻いた溶岩石も数ヶ月でこの状態です。
モスも思い切って強めにトリミングしました。
その他、ミクロソリウム子株がたくさん発見されたので、60cm水槽の流木に移植しました。
↓そして最終的にトリミングした水草たち。
写真だと伝わりづらいですが、結構なボリュームを水槽から取り出しました。
トリミング後の様子
上から見たところ
外部フィルタのモーターが目視できるようになりました。
また写真右上のスペースのエキノドルステネルスがなくなり砂利が露出しています。
今後はこのスペースに再びエキノドルステネルスがランナーを伸ばして成長力を復活させるのが狙いです。
前面から見たところ
左:3月末の様子 右:4月11日の様子
こうみると、まだまだモスが減っていませんね。。
写真に写っていない後方はちゃんと減っています。
コケとの戦いは難しい
これまで、茶ゴケ・緑ゴケ・黒髭ゴケとの勝負には勝利してきたのですが、今回の糸状(モヤモヤ)の苔は正直対処方法が分かっていません。
まだしばらくこの水槽から目が離せません。