ヤマトヌマエビ繁殖のあれこれ

ヤマトヌマエビの繁殖を中心にアクアリウム体験を書いています

30cmハナビ水槽のろ過システム変更

ハナビ水槽の濾過能力UP作戦

前回、ミクロラスボラsp.ハナビ水槽にテコ入れする旨を記載しましたが、

早速日曜日に実行しました。

 

3年に渡り維持してきた30cmアクリル水槽と器材

リセット前のハナビ水槽

 

ろ過能力UP作戦の目的

主目的はハナビがこれ以上不調に陥らないようにするための水質改善です。

 

具体的には、

・ろ過システムの強化(特に生物+化学ろ過)

 →これまでの投げ込み式に限界を感じたため。

 

・水の硬度の低下

 →ハナビを追加購入したショップで飼育のコツを聞いたところ、軟水であれば割とどんな環境でも強いと思うよ〜、とのアドバイスを頂きました。数週間ゼオライトを入れていたのですが、硬度が下がらないので化学ろ過しようかと。

 

・砂利の入れ替え

 →「金魚の砂利」を3年間使っています。PHをアルカリ性に傾ける特徴があることに気づきました(今更ですが・・・)。ハナビは酸性がお好みです。

 

 

購入してきた器材

GEXラクラクパワーフィルター(M)

ラクラクパワーフィルタM

リバースグレインFRESH

リバースグレインフレッシュ

底面フィルター

底面フィルター

 

底面フィルタと連結作戦です。

10L強の水槽には過剰と思いつつ、どうせ砂利を交換するならと思い購入しました。

 

リバースグレインは隣の30cmキューブ水槽で「ソフト6.8」を使用しています。

PH・硬度共に見事に効果が出ているので、今回はろ材として使用することに。

 

ほぼリセットに

この水槽は、中に入れているものが全て取り出せるようになっています。

一つずつ取り出し、ハナビや稚エビも一旦100均ケースに避難してもらいました。

避難ケースに移した分に加えて、バケツにも飼育水を取っておきました。

 

その後、一気に砂利を取り出し、水槽を洗浄します。

写真を撮り忘れましたが3年間使用していた割には、汚れは少なかったです。

 

左:流木に活着したブセファランドラ  右:ハナビとエビを避難

ブセファランドラを避難
ハナビとエビを避難

 

新たなろ過システムをセット

綺麗になった水槽にろ過システムをセットします。

なお、今回外掛けフィルタにGEX製品を選んだのは底面フィルタと連結させるためです。

GEX同士だと加工の必要なく、底面フィルタのジョイント部に外掛けフィルタのストレーナーを差し込むだけで使用できるので便利なのです。

 

GEXラクラクパワーフィルター(M)は思っていたよりサイズが大きかったです。

ともあれ、ろ材は下記写真のようにかなりの量入りました。

下部には持っていたリングろ材、上部に今回購入したリバースグレインを入れました。

これとは別に排水側にもろ材スペースがあり、一旦は付属フィルタを入れています。

ちなみに良く紹介されている外掛けフィルタの加工を今回やってみたので、それは別記事でご紹介したいと思います。

ろ材を入れた外掛けフィルター

 

リセット後の水槽に全て戻して完了

ろ過システムをセットした後、金魚水槽から予めもらっておいた砂利(シンセーのブラックホール)を入れていきます。

2kgくらいしか拝借できなかったので、足りるか心配でしたが十分でした。

 

そして、水草・ハナビ・稚エビを順次戻していきます。

 

結局2時間近くかかってようやく作業が完了しました。

リセット後の水槽と、避難ケースの水温合わせに苦戦してしまい、思っていたよりも時間がかかってしまいました。

 

作業完了時の30cmアクリル水槽

作業完了時の30cmアクリル水槽

設置していたものを全部戻したので、相変わらずごちゃついています。

ですが、投げ込み式フィルタが無くなった分少しすっきりしたような。

 

再稼働から1時間程度で水の濁りはすっかり取れ、状態は良さそうです。

砂利を入れ替えてバクテリアが減ったはずなので、数日間は水質状況をこまめにチェックしようと思います。

 

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30cmハナビ水槽の見直し

安定しないハナビ水槽

10月末にお迎えした3匹のオスは皆元気です。

ですが、当初からいるメスのうち、先日薬浴完了した個体の右目がまた白い膜で覆われてしまいました。

 

この症状を調べると、水カビか粘膜異常が原因と思われます。

そして、いずれも水質が要因で発生するよう。

ということでまずは換水して様子を見ていたところ2日後に白い膜が取れてきました。

 

左の個体の右目が不調(目の白い部分に綿上のものが付着)

右目が不調のミクロラスボラsp.ハナビ

換水2日後に右目が回復(ピンボケ写真ばかりですみません・・・)

回復してきたミクロラスボラsp.ハナビ

 

 

対処療法から脱したい

そんなこんなのハナビ水槽ですが、なかなか安定してくれません。

具合の悪そうな個体を見つける都度、薬浴で対処してきましたがイタチごっこを繰り返していてはお魚も可哀そうです。

 

隣の水槽のカージナルテトラは魚種こそ違えど、まったく病気知らずなので、水質に対して根本改善をせねばと思い始めました。

 

 

そもそも、この水槽は管理3年目ということもあり、水質には絶対の自信を持っていたのですが、生体が増えたことでバランスが崩れてきたようです。

まぁ、水量も10L強しかなく安定化が難しいのですが。

 

最近は水質検査結果は悪くないのですが、水の匂いに生臭さを感じるように。

数値だけでは把握しきれない何かがありそうです。

 

病魚がでた11/4の水質検査結果

30cmアクリル水槽の水質

 

投げ込み式フィルタ卒業のタイミングかも

そんなこんなで、最近は週2回水替えをすることで当座をしのいでいます。

ずっとGEXのロカボーイSを利用してきましたが、ろ過能力UPや化学ろ材利用ができない点は、悩ましいところ。

 

水は綺麗なのですが、魚の具合が安定しない。

投げ込み式フィルタで管理

 

そこで考えているのが、

1.化学ろ材が使用できる投げ込み式の水作エイトに替える

2.外掛け式にする

3.底面フィルタにする(でも完全にリセットになる)

あたりを検討しています。

いずれにしても現状よりもろ過能力を上げる必要があると考えています。

先日、都内のアクアショップを見ていたら、水作エイトとウォーターエンジニアリングのリバースのコラボ商品を発見してちょっと惹かれています。

水作エイトコア M

水作エイトコア M

  • メディア: その他
 

 

環境激変を避けながら改善したい

機材の事を考えているとあれこれ盛り上がってしまうのは悪い癖です。。

いずれにしてもハナビを環境変化に晒すと体調が心配なので、徐々に改善させていくように、と肝に銘じています。

近々手を打った際に、その内容をご報告しようと思います。

 

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ヤマトヌマエビ親の抱卵

今年何度目かの抱卵

和金を飼育している60cm水槽に暮らすヤマト親エビ。

3~6月頃まで5回くらい継続的に抱卵していましたが7月以降は抱卵している姿を見ていませんでした。

それが今週気づくと2匹が抱卵していました。

 

分かりにくいですが、お腹に卵を抱えています。

抱卵したヤマトヌマエビ親1
抱卵したヤマトヌマエビ親2

 

水温がきっかけ?

春先は水温20℃を超えるあたりから抱卵が始まりましたが、今回は秋口からヒーターを入れて25℃に水温固定しています。

そう考えると、夏の間は産卵するには水温が高く、水温が下がってきて丁度よい季節になったのかも知れません。

 

今の水槽環境は良いようです

春先から現在まで、これだけ何回も抱卵しているということは、エビにとって過ごしやすい環境ができているのかなと思っています。

ちなみに、この水槽の水質は、砂利&大きな石を入れていることもあり、硬度・PHともに高めです。

 

どこまで長生きしてくれるか

既に稚エビは過密飼育になっているため、さらなる卵の孵化には取組みません。

ですが、ヤマトヌマエビはかなり長生きする個体もいるとの話を聞きますので、

お迎えから2年目を迎え、どこまで長生きしてくれるか引き続き見守っていきます。

 

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南米ウィローモス植栽5ヵ月

大繁殖

ミクロソリウムにくっついてきたと思われる南米ウィローモス

makose.hatenablog.jp

 

9月にレポートした際にも、成長スピードが上がっていましたが、最近ますますその勢力が旺盛になってきました。

 

↓7月頃のミクロソリウム植栽当初の様子。

ウィーピングモスも巻き付けたばかりですね。

まだ上部の枝やミクロソリウムが見えていましたが・・・

植栽当初の南米ウィローモス

 

↓こちらが今週の様子

流木上部が南米ウィローモスに覆われミクロソリウムが見えません。

下部に巻いたウィーピングモスもボリュームが増えてきました。

繁殖する南米ウィローモス

 

今後はトリミングが必要そう

30cmキューブ水槽の流木上のモスはボリュームがかなり増えているので、そろそろトリミングが必要ですね。

綺麗な三角形になっている箇所も多いので、どのようにカットするか悩むところです。

 

溶岩石に活着させたモスのその後

一部の南米ウィローモスは溶岩石に活着させていました。

ですが、その後低床に張り付いて取り出せなくなっていたのですが、先日強引に剥がしてみたところ、約2か月で葉がかなり伸びていました。

 

左:8月頃に溶岩石に巻いた頃/右:10月の状態

9月に活着させた南米ウィローモス
2ヵ月経過後の南米ウィローモス


活着ウィローモスをハナビ水槽に設置

臆病なハナビにはもう少し隠れ家があった方が良いのではと思い、上記の溶岩石を流木の上に置いてみました。

まだボリュームが乏しい気がするので、こちらの水槽でモサモサになってくれることに期待しています。

南米ウィローモスを設置したハナビの水槽

ハナビ水槽に設置した南米ウィローモス溶岩石

 

 

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カージナルテトラの餌食い変化

5匹に個体差がでてきました

元々体長が大きいのが3匹、小さいのが2匹でお迎えしたカージナルテトラ

最近大きい3匹はますます大きく(太く)、小さいのは変わらず、という状況です。

10月のカージナルテトラ

 

餌の食いつきがちょっと悪い

餌は変わらずキョーリンのメダカの餌と、テトラネオンを与えています。

メダカの餌は皆一斉に集まって10秒かからずに食べつくしてしまいます。

でも、小さい個体は口に入れた後出している事も。

 

テトラネオンのフレークは、以前は水槽に落とした時に皆水面に集まっていましたが、最近誰も集まってきてくれません(寂しい・・・)。

30分ほど経って見に行くと水面に浮いていたフレークが無くなっています。

見ていない時に食べている様子。

 

フレークに集まっていたころのカージナルテトラの様子

テトラネオンを食べているカージナルテトラ

 

今後の餌の与え方

小さい2匹も今のところ痩せてはいません。

フレークを誰がどのように食べているかを確認できていませんが、こちらを小さな個体もつついているのかも知れません。

メダカの餌は大きな個体ばかりが食べている状態で、かなり太くなってきています。

なので2種類の餌のバランスを見直そうと思っています。

 

太くなっているカージナルテトラ

大きくなっているカージナルテトラ

 

ストレスが原因で餌食いが悪くなるという情報も

大きい個体の1匹が周りの個体を突くようなことは、以前からずっと続いています。

小さい個体にとってはこれがストレスになっているのかも知れません。

でも30cmキューブ水槽に同種5匹しか入れていない状況なので、これ以上ゆとりのある状況は作りづらく・・・。

お魚の社会もなかなか難しいですね。

 

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油膜対策でエアレーション強化

油膜が消えない

30cmキューブ水槽の油膜が完全に消えてくれません。

先週インペラシャフトを掃除して水流が戻ったことで、解消したかと思ったのですが、翌日夕方にはまた油膜が発生し始めました。

そもそも油膜が出ているために直ちに生体に悪影響が出ているということでもないのですが、やはり見た目が良くないので手を打つことに。

 

夜間エアレーションをしていますが・・・

この水槽には立ち上げ当初から夜間エアレーションをしています。

隣の水槽とエアを分岐させて使用しています。

最近は薬浴水槽にもエアを分岐・・・

 

はい、もともと30cm水槽用のエアポンプを複数分岐させすぎですね。

そのせいで、エアレーションが弱いのかも知れません。

水撥ねがあまりなくて良いかと思っていましたが、裏を返すと泡のはじけが弱く、酸素供給量も弱いとも考えられます。

 

エアをシェアしている2台の30cm水槽

エアを分岐させている2台の水槽

エアの分岐のさせすぎ?

 

水心SSPP-3Sを購入

これまで使っていたのは水槽を初めて購入した3年前から使っているこちら。

吐出量は1,000cc/分です。

一度も故障することなく1,000日以上稼働し続けてくれたことになります。

 

そして今回購入したのは水心SSPP-3S

吐出量は2,500cc/分です。

水作の水心

つまるところ従来の2.5倍の吐出量になったことになります。

 

音は以前と変わらずエア供給量がUP

水作の水心は非常に良いレビューが多いのですが、評判通り運転音が静かです。

とはいえ今まで使用していたGEXのポンプを音が気になったことはありません(笑)

どのメーカーも音対策はしっかりされているものと思います。

 

そして、夜間エアレーションをしてみると、たしかにこれまでの2倍以上のエア供給量というのが実感できる勢いです。

分岐をさせていても勢いがかなり強い。

そこで結局、分岐コックで若干弱めて使用していますが、それでも十分なエア供給量だと思います。

 

今度こそ油膜が取れたようです

エアレーション強化前の写真を撮り忘れてしまいました。

設置後は写真の通り水面から底のお魚や水草がはっきりと確認できるように。

これまではうっすらと白い膜が覆っていましたが、かなりすっきりとした印象です。

 

水心を設置した2日後の水面の様子

油膜が取れた30cm水槽

 

これでカージナルテトラや稚エビも過ごしやすくなるのでは、と勝手に満足したエアポンプ交換の話でした。

 

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ハナビが回復、新人をお迎え

薬浴を終えました

週末に1週間のグリーンFクリアでの薬浴を終えたハナビを水槽に戻しました。

まだ右腹部に傷跡はあるものの、白い付着物は完全に消滅しています。

食欲もありよく泳いでいるので一旦は大丈夫との判断をしました。

 

薬浴最終日。少し痩せてしまったのでこれから沢山食べてほしい

薬浴最終日のミクロラスボラsp.ハナビ

 

元の水槽に戻ってまた3匹での生活が始まりました

元の水槽に戻ったハナビ

 

オスの新人をお迎えしたい

ハナビは1ヶ月前に6匹導入するも1週間で次々と☆になってしまい現在メスが3匹に。

元々、長く飼って繁殖も狙いたいと思っていたので、やはりオスをもう一度買いたいなぁと思っていました。

ですが、今いる個体の状態が落ち着いたかどうかの見極めをしてから、と思っていたので結局1ヶ月ほど経過してしまいました。

 

ちょうど良いハナビを発見

そんなこんなでハナビの回復を見届けた翌日に近隣のアクアショップを見てきました。

そして、前回とは別のお店ですが、今いる個体とほぼ同サイズのハナビを発見。

 

ほとんど情報収集せずにお迎えしてしまった前回の反省をふまえて

・お店に来てから1か月以上経過しているか

・特に病気がないか

・泳ぎ方に異常がなさそうか

を聞いたり、観察した上で3匹購入してきました。

店長さんも状態を詳しく教えてくれて一安心でした。

ショップでは他の魚との混泳水槽で暮らしていましたが、どの個体も落ち着いていて状態は良さそうです。

 

馴染んでくれました

前回同様水合わせは慎重におこない、水槽に投入しました。

出身地が異なるからか、雌雄の差か、色味が少し異なるのも見ていて楽しいです。

6匹になったミクロラスボラsp.ハナビ

 

その後3日経過しましたが毎日6匹まとまって泳いでいます。

皆餌食いもよいので健康に育ってほしいものです。

6匹になったミクロラスボラsp.ハナビ水槽

 

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