ヤマトヌマエビ繁殖のあれこれ

ヤマトヌマエビの繁殖を中心にアクアリウム体験を書いています

インペラシャフト清掃で水流が復活

水面が気泡だらけ

先日水替えをした際にちょっと気になったことが。

流量最大なのにフィルタの排水がほとんど真下に流れている・・・

でも、当初からこの位の水流だったような気も。

水流が弱まっている外部フィルタ

 

とかなんとか、手をこまねいているうちに毎日夕方に水面が気泡だらけになるようになってしまいました。

水草から出た気泡が水面にたどり着いてどんどん溜まっているのです。

なんだか水も粘り気が強そうな感じです。

ちなみに水質検査では特に問題になる数値は出ていません。

 

↓水面に気泡の白い粒がたくさん浮いています。

水面に気泡がたまるように

 

どうやら油膜のようです

「水槽/水/粘り」などの言葉をWEBで調べると全く同じ現象が結構紹介されています。

この気泡が消えない状態は油膜がはっているとのこと。

そして、この原因で多いのは、

・水の富栄養化

バクテリアの活動量低下(or活動が追い付かない)

ということも分かりました。

 

対策しているつもりだったのですが

既に夜間エアレーションは行っていますし、施肥や、余るほどの餌の与え方もしていません。

そして、水流を強化すると油膜が解消することが多いようなので、やはり水流が弱いことが原因かも知れません。

 

なぜ水流が弱くなったのか

ずばりフィルタのどこかが汚れて詰まっているのでしょう。

水流を取り戻すために清掃していきます。

最初に外部フィルタ内のウールマットを交換しましたが、水流は全く変化なし。

生物ろ材もまだ詰まるほどには汚れていなそうです。

 

実は、GEXさんの外部フィルタ掃除手順の動画を見ていたら、インペラシャフトは1か月を目安に清掃してください。との文言が・・・はい、5か月間全く清掃しておりません。焦。

 

ということで、一部のパイプとインペラシャフトを清掃することに。

 

底面フィルタと外部フィルタの接続部を外す

底面フィルタと接続しているモーターを外していきます。

接続は写真左のようになっており、パイプをパイプホルダから引き抜きます。

ところが調子に乗ってモーター周辺にロタラを植えすぎており、崩壊しないか心配しながら、慎重に作業を進めます。

幸いにもこの接続部は簡単に外すことができました。

こうしたことも想定してGEXさんはパイプホルダを柔らかい素材で作っていたのでしょうね。とても使いやすいです。

底面フィルタと外部フィルタ接続構造
接続部周辺に水草を植えすぎた

 

インペラシャフトの汚れ具合はそこそこ

そんな感じでソロソロと作業を進め、取り外し完了です。

真っ黒になった給水側のパイプにブラシを突っ込んで綺麗にします。

 

そして問題のインペラシャフトは写真右の具合です。

ぬめり気のある汚れが全体に付着していますが、想像していたよりマシです。

この程度の汚れで水流が弱まるものなのか、この時点では疑っていました・・・

外部フィルタモーター
インペラシャフトの取り外し

 

インペラシャフトの収まる部分もブラシで綺麗にし元通りに組み上げていきます。

作業の写真を撮り忘れましたが、GEXのフィルタ掃除方法の動画を事前に見ていたので、5分とかからず作業完了できました。

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元通りに設置しスイッチオン

底面フィルタとの再接続もスムーズに終え、スイッチオンしてみると・・・

明らかに水流が強くなりました!

これまでどこかに滞留していた水草の葉っぱもぐるぐると舞い始めています。

 

清掃翌日の水槽の様子。心なしか水もシャキッとしたような。

水流が戻った30cmキューブ水槽

 

結論:インペラシャフト清掃は侮れない

底面と外部フィルタを接続をしたことで、清掃に二の足を踏んでいましたが(本末転倒)、今回やってみると、そこまで大事にならないことが分かりました。

そしてインペラシャフトは多少の汚れでも大いにパフォーマンスが変わるということも分かったので、今後はもう少し頻度を上げて清掃しようと思います。 

 

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