ヤマトヌマエビ繁殖のあれこれ

ヤマトヌマエビの繁殖を中心にアクアリウム体験を書いています

孵化5カ月目のヤマトヌマエビに異変

孵化5カ月目を迎えたヤマトヌマエビの稚エビ

体長は最大2.5cm程度に育ち、カージナルテトラオトシンネグロと同じくらいの大きさになっています。

30cmキューブ水槽内で過密になってきたため、一部他の水槽に移ってもらったりしていますが、それぞれ順調に育っています。

・・・これは先週までの話です。

 

孵化5カ月目のヤマトヌマエビ稚エビ

孵化5カ月目のヤマトヌマエビ稚エビ①

孵化5カ月目のヤマトヌマエビ稚エビ②

 

30cmキューブ水槽の稚エビの様子がおかしい

今週に入り次のような状態です。

・いつもエビ団子になるエサに集まってこない

・水槽内の見える範囲に数匹しか姿を現さない

・探すと水槽の隅や木陰に密集してじっとしている

・密集しているうち約半数が手を動かしていない

 

明らかにダメージを与えてしまっています。

調べると水質変化やバクテリア死滅によりエビはダメージを受けるとのこと。

その際に「密集してかくれる」「ツマツマしていない」のは良くある事例のようです。

 

集まって隠れているヤマトヌマエビ稚エビ

様子のおかしいヤマトヌマエビ稚エビ

 

原因は週末のフィルタ掃除

心当たりがあります。

週末に通常の水替えに加え、外部フィルタ内のウールマットと化学ろ材(リバースグレインソフト6.8)を新品に交換したのでした。

リバースグレインは効果期間が2~3カ月ということだったので、3カ月以上経過し硬度が上がってきていたので、交換することにしました。

 

数値だけでは分からない水質変化

下図左が8月23日、右が9月15日の水質検査結果。

PHが6.8に下がった以外は変化は大きくないように思います。(リバースは前回使用時もPH6.8に下がりました。この商品の効果はとても正確です。)

一方水質の変化という意味では、PHの下がる速度は目では確認できません。

エビ不調の原因は水質変化が速かったことによるPHショックなのではと思っています。

リバースグレイン交換前の数値
リバースグレイン交換後の数値

 

ろ材関連は少しずつ変えないと危険

頭では分かっていたつもりだったのですが。。。

水・ウールマット・化学ろ材の3点を同時に交換してしまったのは失敗でした。

今回生物ろ材を動かさないので、平気だろうと思ったのが甘かったです。

 

これを分散させていれば多少小さめの水質変化で済んでいたことと思います。

今回最大の反省点です。

 

今後の方針

まずは、現在の体調不良なエビをどうするかです。

幸いにもまだ☆になる個体は発見していません。

また環境を弄ってもよいことはないと思うため、現状維持で様子見する予定です。

水替えから2日が経過し、元気を取り戻した個体も出てきているので、何とか乗り越えてくれればよいのですが。

 

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