ヤマトヌマエビ孵化12ヵ月目
孵化12ヵ月目を迎えます
ヤマトヌマエビの繁殖に取り組んでから1年が経ちました。
昨年、毎日のようにゾエアのお世話をしていた頃が懐かしいです。
その後、ゾエアから稚エビ化した約150匹は、昨年秋に里親にも出しました。
現在我が家の水槽では50匹が活動しています。
30cmキューブ水槽の個体
稚エビ化してからは、長らくこの水槽で100匹近くを飼育してきました。
最近は15匹を入れていますが、先月から調子を崩していました。
この1ヵ月でポツポツと☆になってしまう個体が出ており、現在目視で確認出来ているのは7匹程です。
体色が透き通っている個体は元気なのですが、白く濁った個体の多くが☆になってしまいます。
この水槽は定期的にプレコタブレットで餌付けしてきました。
そのため、体長は3.5cm~4cmくらいに育っています。
↓5月のヤマトヌマエビ。体色が赤味がかっており心配
こちらは体色も良さそうな個体
60cm水槽の個体
2月のリセット以降40匹程が暮らしています。
5匹の親エビたちもこの水槽で引き続き健在です。
こちらの水槽は水質もすっかり安定し、皆思い思いの場所で自由に暮らしています。
この水槽には特段の餌付けをしていなかった個体を入れています。
なので体長は2~2.5cmくらいの個体が中心です。
浮きエサ投入時にこの状態でエサを取ろうとする個体がたくさんいます。
↓流木の上を歩くヤマトヌマエビ
ちなみに白いモヤモヤはドワーフアマゾンフロッグピットの根っこです。
山水石を歩くヤマトヌマエビ
アヌビアスナナプチの上でツマツマ
孵化12ヵ月目を迎えての感想
もともとステイホーム時間が増えて、取り組んだヤマトヌマエビの繁殖。
しかし、これをきっかけに水質管理や飼育方法の知識が増えて、今や水草も増え、いくつかの熱帯魚を飼うまでに至り、すっかり趣味の中心となっています。
きっかけを与えてくれたエビたちには感謝です。
繁殖から1年間の経過を見てヤマトヌマエビは基本的にはとても丈夫な種だと感じています。
調子を崩すときは飼育者の何らかの水槽いじりが原因になっています。
混泳相手と水質変化の少ない環境であればとても長生きしてくれると思います。
たとえば、体長4cmを越える親エビたちは、お迎えしてから18ヵ月を経過しています。
迎えたときの体長もかなり大きかったので、誕生からは3年程度経過しているものと思いますが、まだまだ元気です。
孵化12ヵ月目というのは人間の都合の区切りに過ぎませんので、今後もこのエビたちが大きくなる様子を見届けていきます。