ヤマトヌマエビ繁殖のあれこれ

ヤマトヌマエビの繁殖を中心にアクアリウム体験を書いています

朱文金 旅立つ

春の引越しから2ヶ月

迎えてから33ヶ月目を迎えた朱文金。

4月に45cmスリム水槽を新調し、5月は広々した環境で過ごしていました。

ところが5月中旬から不調が見られました。

makose.hatenablog.jp

 

約1ヶ月間の不調

夜間に低床に沈んで過ごすようになりました。

若干の硝酸塩が出ているようだったので、水換え頻度を高めました。

そうして一度調子を取り戻したのですが、今度は餌を吐くように。

今まで餌を吐くことは一度もなかったので明らかに様子が変です。

そして日中も底に沈むようになりました。

 

塩浴

まだ姿勢は保っており体力はありそうだったので塩浴をすることに。

最初は様子見で濃度を薄く使用する塩浴で様子を見ることにしました。

 

以前使っていた水槽で水合わせ中

塩浴準備

 

しかし、翌日にはさらに衰弱してしまい、救うことはできませんでした。

約3年という飼育期間でしたが、華やかな姿でとても綺麗なお魚でした。

我が家に来て3年が経った朱文金

 

塩浴のモヤモヤ

基本とされる塩浴の成功体験がありません。

今回は食塩ではなくアクア用の塩を使ったのですが、やはりだめでした。

濃度薄い状態からはじめ、水あわせも1時間ほどかけました。

もう3度目ですが、何か決定的にやり方が間違っているのか。

すっかり自信を失っていますが、このあたりも勉強していきます。

 

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シェード用ミラーシールを貼る

キューバパールグラスの成長

GWに植栽したキューバパールグラス

1カ月経過し、ボリュームは確実に増えていますが成長スピードは鈍化しています。

毎日気泡はつけていますが数は多くありません。

光量、CO2、栄養の何れかが足りないものと思います。

 

低床に植えたキューバパールグラス

キューバパールグラス植栽4週目

 

コスパよく改善を図る

真犯人はCO2不足のような気がしています。

CO2レギュレーターの不調(ボトルの方かも)を治せず、1滴2秒くらいの添加量で妥協しています。

 

そのようにCO2添加の改善策を見いだせないある日、LEDライトシェードの内側に貼るミラーシールを発見。

(CO2に対する対策じゃない・・・)

 

お値段は600円ほど。

これで光量が増すならと思い即購入です。

 

高品質なシールが到着

ペラペラなアルミホイルのようなシールが届いたらどうしようと思っていました。

しかし実際に届いたシールはかなり厚手。

皺がよることもなく、とても綺麗に貼ることができました。

 

ミラー側にも保護シールが貼ってあります。

剥がすと本物の鏡のように見事に景色が反射するほどです。

 

上:シール、中:貼付後、下:貼付前

ミラーシール

 

貼付後、天井のライトを反射しています

鏡面が綺麗

 

気持ち明るくなりました

ミラーシール設置前後の水槽です。

正直写真ではあまり違いが分かりません。

照らさせる範囲が僅かに増えたと感じています。

 

左:貼付前、右:貼付後

低床がやや明るくなった気がします。

貼付前
貼付後

 

その後

ミラーシェード化してから1週間経ちます。

相変わらずキューバパールグラスの成長は遅いまま。

ただガラス面につくコケの量は以前と変わらないか、やや少なくなりました。

これは水が貧栄養価しているということですかね。

やはりCO2か栄養の不足なのかも知れません。

 

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ラミレジィ幼魚 孵化15週目

体高が出てきました

3月上旬に卵から孵ったラミレジィ稚魚。

前月同様で全長は2.5cm程度からあまり変化ありません。

ただ体高が出てきました。

 

最近はブラインシュリンプは週に1回程度。

あとは人口餌を与えています。

 

3月以降育っている8匹は皆健在です。

5匹は全く問題なく、成長不全の3匹は微妙ですが、エサをしっかりとって生活しています。

 

ラミレジィ5月の様子

孵化15週目のラミレジィ幼魚

 

グッピー誕生ラッシュで水槽が混雑

ラミレジィ幼魚を入れた30cmキューブ水槽。

春先からグッピーも第3世代の誕生ラッシュで個体数が30〜40ほどに増えています。

最近はグッピーメス個体を別水槽に引越ししたので、これ以上は増えませんが、ラミレジィにとっては餌の競争相手が極めて多い状態です。

ラミレジィとグッピーの水槽

 

縄張り意識の芽生え

8匹のラミレジィですが、何匹か縄張りを主張しています。

グッピーに絡むことはありませんが、ラミレジィ同士の小競り合いが起きています。

体長に対しては水草や石が多く入っているので、大喧嘩には発展していませんが、住む場所がある程度決まってきています。

30cm水槽のラミレジィ

 

発色はまだまだ

ラミレジィは発色の良い赤色を帯びています。

それと比べると幼魚達はまだまだ普通のゴールデンタイプといった感じです。

各ひれの縁がオレンジ色になってきていますが、今後体がいつから赤味を帯びてくるのかと楽しみにしています。

ラミレジィ幼魚

 

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キューバパールグラス植栽3週間目

ゆっくりと育っています

5月1日に植栽したキューバパールグラス

以前失敗したニューラージパールグラスよりも難易度が高いとも知らずに植栽した水草です。

 

今回はCO2、光量、水換え多めで管理しようと心に決めて育てています。

 

左:5月1日、右:5月14日

植栽直後のキューバパールグラス
植栽から2週間経過

写真が光ってしまって分かりづらいですが、ボリュームが全体的に増しています。

 

成長スピードはやや鈍化

植栽から1週間は毎日気泡をたくさんつけていました。

その頃と比べると最近はやや成長スピードが鈍化しています。

 

どうやら状態の良い水草を植えた場合、その蓄えられたエネルギーで当初は成長スピードが早いということらしいです。

この見せかけの成長に喜んでいた私・・・。

まだまだ油断は禁物です。

 

5月21日

隣の水草同士が重なる部分が増えてきました。

植栽3週間目

 

CO2添加器具が不調

小型ボンベ式のCO2レギュレーターを使用しています。

先日ボンベを取り替えてから、なぜか2秒1滴くらいのスピードでしかCO2が添加されず。週末スピードコントローラーを散々いじりましたが解決していません。

 

本当は1秒1滴〜2滴くらい添加したいので、これには困りました。

配線をやり直すのは大変ですが、避けられないかも知れません。

 

一応成長が続いているので、引き続き豊富な栄養供給を続ける方針で育てます。

 

キューバパールグラスに興味津々のラミレジィ

キューバパールグラスとラミレジィ

 

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アンビリーバブルCO2 U-type

CO2ストーンを交換

キューバパールグラスの植栽と同時にCO2の添加量を増やしました。

しかし今まで使っていた、いぶきエアストーンは時々掃除をしているのですが、すぐに汚れが溜まってしまうようで大きな気泡しか出さなくなっています。

なのでハイターで洗浄することにしました。

その間、交換用として新たなCO2ストーンを新調します。

 

タイムストップ社のアンビリーバブルを購入

以前ショップで展示しているのを見て、とても細かい気泡を出していたので、気になっていました。

エアレーション用は白いストーン、CO2添加は茶色のストーンの商品ラインナップです。

 

製品の特徴

パイプ一体型でパイプ部はプラスチック製です。

ガラス製品も格好いいですが、プラスチックの破損のしにくさを評価するレビューを見かけます。

キスゴムも付属しているので、チューブさえあればすぐにCO2添加ができます。

 

使用前に5分ほど沈水するように説明書きがありました。

実際にCO2を添加してみるとストーンの直前でカウンターの役割も果たしてくれるので、別でカウンターを用意する必要もなく良いですね。

 

泡はかなり細かいです。

アンビリーバブルに付け替え

 

水流に乗ってCO2が水槽内に広がってくれます。

アンビリーバブルに変更

 

これで先日植栽したばかりのキューバパールグラスの成長に貢献して欲しいものです。

60cm水槽に取り付けたところ

最近の60cm水槽

 

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キューバパールグラスを植栽

前景草に再チャレンジ

60cm水槽に前景草を敷きたいと夢見た昨年。

ニューラージパールグラスを10カ月維持しましたが、全く成長せず失敗に終わっていました。

makose.hatenablog.jp

 

最近髭ゴケが増えている同水槽。

コケの原因の一つには、陰性水草ばかりで有茎草が不足していることがありそう。

水草を増やしたいなぁと考えていたところ、再び熱が高まってきまして性懲りもなく前景草に再挑戦します。

 

キューバパールグラスは難易度が高い?

GWに水草の取扱い豊富なショップに出かけました。

どれにするか悩んだのですが、店員さんと話をしながら砂利水槽で維持できているというキューバパールグラスを選択。

 

いつもならフリマアプリで購入するのですが、今回は意図あって、お高いのを承知で組織培養カップを購入です。

 

とても葉っぱが小さくて綺麗なグリーンです。

 

その晩キューバパールグラスについて調べると、低PHだけど高硬度が好み、などいずれも結構難易度高めの水草として紹介されています。。

(先に調べずに購入した私が悪いのです・・・)

 

今回も厳しい道のりになるやも知れません。焦。

 

ニューラージパールグラス育成時の考察

無策では上手く育てられるイメージがないので作戦を立てます。

昨年ニューラージパールグラスを失敗した際の環境を振り返って、今回の対策とします。

 

<昨年ニューラージパールグラスを育てた環境>

水草:フリマアプリで購入

 →元気だったと思います。ただ今回は万全を期して組織培養カップで挑戦。

 

・水質:PH6.5~7.0、GHは0~4

 →細かな調整が難しいので、今回も同環境。

 

・光量:1000lm→4000lmに増強

 →今回は最初から4000lmです。

 

・CO2:2秒に1滴

 →少なかったですね。今回は1秒に1~2滴でやってみます。

 

・肥料:イニシャルスティック

 →今回も同様。時々液肥も入れてみるかも知れません。

 

・その他:エビ多数、水替え頻度は週1回

 →エビは行き場がないので今回も同じ。

 →水替えを頻繁にすると良いという情報もあったので、できるだけ頻度高く頑張ってみます。

 

植栽開始

組織培養カップの寒天部分はバケツの中でほぐして綺麗にしました。

その後、株を20ほどに分けて準備完了

組織培養カップを分けたところ

 

水槽前面の光が良く当たるところに植えていきます。

1cmくらいの感覚で植えました。

結構深めに植えています。

キューバパールグラス植栽直後の様子

 

3日経過時点では調子よさそう

現時点での調子はまずまずです。

毎日気泡を沢山つけています。

↓少し浮いてきているかも知れません・・・

気泡を出すキューバパールグラス

 

2箇所ほどヤマトヌマエビに掘り返されましたが、再植え込みの際に深めに植えてから抜けてしまうこともなくなりました。

 

ラミレジィも時々突いています。

キューバパールグラスとラミレジィ

 

他にも気がかりな点はいくつかあるのですが、今回は何とか成功させたいものです。

 

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ヤマトヌマエビ孵化24ヶ月目

繁殖から2年経過

金魚水槽のコケ取りのために迎えたヤマトヌマエビ

20年4月に親エビの抱卵をきっかけに繁殖に挑みました。

その際に生まれた個体が先月満2歳になりました。

 

ここ1年は目立った増減もなく30匹ほどを維持しています。

↓最近の飼育状況は年末時点と変わっていません。

makose.hatenablog.jp

 

水槽環境の維持をしてくれています

2年も経つと、もう成長の変化点は見当たりません。

強いて挙げるならメス個体が頻繁に抱卵しているくらいです。

相変わらずコケ取りを中心に、水槽の環境維持につとめてもらっています。

 

抱卵している個体

抱卵している個体

 

ボルビディス・ヒュディロティの上のヤマトヌマエビ

24ヶ月目を迎えたヤマトヌマエビ

 

3年目に突入

2年間飼育して思うことは、環境変化に気をつければ丈夫な生体だということです。

正直なところ最近は他の生体の飼育を優先気味。

ヤマトヌマエビ中心の水槽環境とは言えませんでしたが、元気に過ごしてくれています。

 

これまで新規立ち上げや、化学濾材を使った際に、何度か水質の急変で危険な状態になったこともありました。

そうした事を除くと、他の病気等、心配する症状はこの2年間見られません。

 

親エビは3年以上飼育しましたが、その長寿記録を塗り替えてもらいたいと思います。

 

22年4月のヤマトヌマエビ

60cm水槽のヤマトヌマエビ

 

 

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