ヤマトヌマエビ繁殖のあれこれ

ヤマトヌマエビの繁殖を中心にアクアリウム体験を書いています

糸状ゴケがほぼ消滅

コケの減少が加速

先日、糸状コケが再発生した件を書きました。

春先にリセットの原因となった憎き糸状ゴケ。

今週に入りさらにコケは減少しており、どうやら今回の駆除は成功に終わりそうです。

 

左:8月コケ発生当初の様子、右:今週末の様子

コケまみれ
綺麗になりました

 

発生当初の様子は、オレンジミリオフィラムを赤くしようと液肥を添加したことで、こじらせてしまった後の様子です。

 

糸状ゴケを減らせた考察

ズバリ「手でとる+コケ取り軍団」です。

以前、糸状ゴケによりリセットに追い込まれた際には、これらが不十分だったと振り返ります。

 

今回はまずコケ取り生体を多めに入れました。

以前は、

水の状態が悪いからとヤマトヌマエビを他水槽に移動させる

ますます、コケが増える

 

という悪循環に陥っていましたが、今回はサイアミーズフライングフォックスを迎え、コケが減るところまでヤマトヌマエビオトシンクルスを徐々に増やしていきました。

(我が家にヤマトがたくさんいる恩恵を受けています)

 

これに加えて、流木や石は人手で掃除しています。

水換え前に歯ブラシで軽く擦るだけで、だいぶ綺麗になります。

 

人手でコケを減らすことで、その分人手で届かない箇所の掃除をコケ取り生体がやってくれるという良い役割分担が発生しました。

 

↓流木は食酢をコケに塗って駆除しています。

流木の様子

 

これまで糸状ゴケには何をしても無力という気持ちになっていました。

今後は今回の対処方法を使っていこうと思います。

 

水槽が綺麗になってきたので、また液肥を試そうかと検討中(懲りない)

 

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クリプトコリネ植栽1ヵ月目

水槽に馴染んできました

8月中旬に2つの水槽に植えたクリプトコリネ

30cm水槽の株は溶けてしまいましたが、60cm水槽の2株は安定しています。

ほぼ全て水中葉になっているようです。

 

小さすぎず・大きすぎず、丁度よいサイズ感です。

クリプトコリネを植栽した60cm水槽

 

照明変更で葉色が茶色に

先日照明を新調して以降、葉色が茶色がかってきました。

強い光から植物が身を守るための変化らしいです。

照明が強いことの表れでしょうか。

 

左:植栽直後 右:植栽1ヵ月目

植栽直後
植栽1カ月後のクリプトコリネ

 

溶けからの復活

ちなみに30cm水槽のクリプトコリネは一度溶けて無くなったかに見えました。

 

写真右中央の株がクリプトコリネ

この後2週間ほどで姿を消しました。

 

そして最近、水槽の上から撮った写真。

また新葉が展開し始めています。

復活していたクリプトコリネ

 

この復活してきた小さい株も今後の成長が楽しみです。

 

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ゴールデンハニードワーフグラミーお迎え6ヵ月目

突如1匹が不調に

6ヵ月目のゴールデンハニードワーフグラミー。

ずっと元気だったのですが数日前から1匹が不調に。

そして、昨日☆になってしまいました。

 

餌の時間に、水面近くに集まるグラミー

3匹のゴールデンハニードワーフグラミー

 

不調個体の最近の様子

1週間ほど前から日中隠れがちになっていました。

3日前にはエサの時間に水面に集まって来なくなり、この時点で不調を認識。

乾燥アカムシを口元に持っていくと一口齧るのですが、全部食べる元気はないようでした。

 

低床付近で休むゴールデンハニードワーフグラミー

低床近くを泳ぐゴールデンハニードワーフグラミー

不調のゴールデンハニードワーフグラミー

 

水温変動が原因か

不調になってから尾びれが若干欠けていました。

その他は目で見て分かるような症状は何もありませんでした。

尾ぐされ病だったのでしょうか。

 

最近水槽内の変化は次の2点くらいです。

・今年の気候による寒暖差

・照明の変更

水質チェックでは特に問題がないので、寒暖差が原因ではと思っています。

 

既にヒーターは入れているのですが、どうしても暑い日の冷却が後手に回ることが多く、水温変動で負担をかけたのかも知れません。

 

まだまだ元気に過ごせそうだったので、残念です。

残った2匹を引き続き大切に育てていきます。

 

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LEDを新調 目からうろこ

前景草の絨毯を目指して半年

今年の3月にリセットした60cm水槽。

半年が経過し、生体も水草も多くは順調に育っています。

ただ前景草として植栽したニューラージパールグラスは明らかに成長が遅いです。

古い葉がヤマトヌマエビに食べられて綺麗に育っていません。

 

育ちきらないニューラージパールグラス

成長が遅いニューラージパールグラス

 

原因は低光量ではないかと考えています。

使っているGEXのLEDは1400lm。

多分もう一本置いて丁度良いくらいです。

ただでさえ水槽中央に流木を渡している配置なので、低床まで光が届きにくいレイアウトなのです。

 

ニューラージパールグラスにとって、水質の硬度もやや低めです。

ただ、低床が砂利だったり山水石を使っているので、こちらは問題ないのではと思っています。

 

Chihiros WRGB2を購入

ということでLEDを新調することに。

ずっとお家時間で大した買い物も長らくしていないことを言い訳に、高級品を購入してしまいました。

 

Chihiros WRGB2です。

今まで私が購入したアクア用品の中で最も高価な商品です。

それでもYoutubeなどで費用対効果が高い商品として紹介されており、この商品を選びました。

 

特に次の点が購入理由となりました。

・全高束4500lmの高光量

・専用アプリで光量を調整可能

・RGBを調整可能

 

今回水草育成が目的なのでRGBが調整したかったのと、未体験の高光量LEDなので、コケが増えた時などに光量調整ができるのも使いやすそうと思いました。

 

水槽に設置してみたところ

Chihiros WRGB2

 

同種類のSLIM(2400lm)という商品の方が、ややお手頃だったのですが、

楽天のポイントもたまっていたこともあり奮発しました。

 

[rakuten:gyouretu-pet:10028788:detail]

[rakuten:chanet:11066584:detail]

 

水槽内の見え方が激変

無事に、期待以上の明るさを得られました。

加えてお魚の見え方が従来と大きく変わりました。

特に赤い体色が、より鮮やかな赤に見えるようになりました。

REDの波長の影響と思いますが、ここまで見え方が変わるのは不思議です。

 

まず明るさの前後比較。水槽全体が明るくなりました。

左:変更前 右:変更後

変更前
変更後

 

スカーレットジェムが真っ赤に。

もともと色が揚っていたこともあり、かなり目立つ存在になっています。

家族からは地味な存在と見られていましたが、最近人気が急上昇です。

スカーレットジェム

 

makose.hatenablog.jp

 

 

ゴールデンハニードワーフグラミーもオレンジ色が鮮やかに。

ゴールデンハニードワーフグラミー

 

LEDによる見え方の変化に驚き

以前からお店でRGB照明の水槽は見え方が違うなぁ、程度に思っていました。

しかし、ここまでお魚の色味が変化することには驚きです。

 

この見え方の変化はひょっとすると賛否両論あるのかもしれません。

まぁ、我が家では家族からお魚が綺麗に見えると好評なので、良い買い物をしたと思っています。

 

あとは、ニューラージパールグラスが成長軌道に乗ってくれるか。

しばらく見守りたいと思います。

60cm水槽の全体

 

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オレンジミリオフィラム植栽2ヵ月目

コケ減少の代償

前回ご紹介した通り、糸状ゴケが減ってきた30cm水槽。

その陰で元気がないのがオレンジミリオフィラムです。

 

全体的には綺麗になってきた30cm水槽

綺麗になってきた30cm水槽

 

白化が進んでいます

やはりこの水草は肥料無しで綺麗に育てるのは難しいのかも知れません。

液肥添加時の効果は顕著でした。

makose.hatenablog.jp

 

ですが、その後コケが増えたので液肥は封印しています。

その結果がこちら

オレンジミリオフィラムの存在感

 

先端がすぐに白くなってきてしまいます

白いオレンジミリオフィラム

 

オレンジミリオフィラム。

成長が早く元気な水草ですが、綺麗に育てるのは結構難儀です。

 

さらにコケが減ったら、再び綺麗な赤色にチャレンジしようと思います。

綺麗な赤のオレンジミリオフィラム

 

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リセット後水槽にコケ現る

リセットしたのにまたコケが

コケとの戦いに敗れ7月にリセットした30cm水槽。

素材の流用が災いしてか立上げ3週目頃からまたコケが出ています。

 

コケの種類も以前と同じ黒っぽい糸状ゴケ・・・。

8月に少量使った液肥も時期尚早でした(調子に乗りすぎました)。

どうも今年はコケに苦戦する1年になるようです。

 

流木や気孔石に糸状ゴケがたくさん

コケまみれの気孔石

 

コケ取りメンバーの様子

立上げすぐの撤退を避けるべく、今回は万全の布陣で臨みます。

オトシンクルス 2匹(8月に1匹追加)

・サイアミーズフライングフォックス 1匹

ヤマトヌマエビ 8匹(当初3匹から増加)

 

以上のようにかなり充実したメンバーを揃えました。

ところが、8月は夏の水温変化で水質がやや不安定に。

そして、ヤマトヌマエビが日中隠れてしまいパフォーマンスが出ずにコケが増殖を続けました。

 

しかし8月末頃から急に水質が安定しはじめます。

伴いヤマトヌマエビのツマツマ活動が活発に。

オトシンやサイアミはお迎え当初からちゃんと仕事をしてくれているので、ここから逆襲が始まりました。

 

飼い主の支援としては

液肥の使用を封印

・週に1・2回、照明時間を半日に

・水替えは週1をキープ

 

コケの減少

その結果、9月に入って目に見えてコケが減ってきました。

 

左:コケ繁殖期。気孔石の中にも糸状ゴケが

右:気孔石だけでなく砂利も綺麗に

前
後

 

なぜ糸状コケは減ったのか

今まで糸状ゴケにはなす術がありませんでしたが、今回初めて減らす事ができました。

 

コケ減少の要因は「足し算、引き算のバランス」と解釈しています。

今回は初めてコケの増える要因よりも減る要因を増やせたということだと思います。

 

個人的には、特に今まで飼育を避けていたサイアミーズフライングフォックスを迎えたこと。ヤマトヌマエビの追加投入を続けたことが良かったように思います。

 

とはいえ油断するとまたすぐにコケが優勢になりそうなので、引き続き注意して見守ろうと思います。

 

少し綺麗になってきた30cm水槽

綺麗になってきた30cm水槽

 

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ネオンタキシードグッピー稚魚3週間目

大きくなってきました

3週間前の誕生時点では3mm程の体長だったグッピー稚魚。

毎日餌をよく食べて1cm弱まで成長しました。

 

最初は透明に近い色をしていましたが、最近は子どもながらにタキシードの色味が出てきています。

グッピー稚魚3週間目

 

産卵ケースから出してみる

3週間産卵ケースで飼育して分かったことは、

・親グッピーに襲われることなく安心な環境

・一方で産卵ケース内は結構汚れる

・稚魚ながら結構泳ぐので窮屈そう

ということが分かってきました。

 

そして実は5匹誕生したうち4匹をケース内で、1匹をケース外で育てていましたが、ケース外の1匹も捕食されることなく、同様に大きくなってきています。

 

グッピーがもうほとんど追いかけていません。

捕まえられずに諦めたのか、サイズ的にもう餌と見なさなくなったのか。

 

ということで、先週末にケース内のグッピー4匹を水槽内に放出しました。

放出直後から雄親が興味深々に近寄っていきます。

ケースの外に出たグッピー稚魚

 

5匹とも無事

産卵ケースを撤廃して3日が経ちますが、皆健在です!

グッピーに混じってエサ取りしています。

 

久しぶりにケースを取り出すと、水槽の中がスッキリしていいですね。

水もかなり立ち上がってきており、いい状態。

産卵ケースを取り除いた30cmキューブ水槽

 

そして次の稚魚が

稚魚がのびのびと泳いでいて、いいなぁと観察していると、水草の中から、また透明な小サイズの稚魚が飛び出してきました。

どうやら前回の出産から3週間でもう次のサイクルに入ったようです。

 

その日は一日に4匹くらい生んでいたようです。

↓白い影のようなのが生まれたての稚魚

産卵第2弾

 

噂に違わぬ増えっぷりです。

まだまだ水槽内にキャパシティはあるので大丈夫ですが、早々にコントロールしなければならない日がやってきそうです。

 

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