ガジュマル
ガジュマルを外掛けフィルターに植える
外掛けフィルター設置を機に色々やっています。
今度はガジュマルを買ってきました。
もともと陰性水草しか入れていない水槽なので、有茎草ほど水草による栄養吸収が期待できません。
そこで先輩方のブログで見かけたフィルター内での植物育成に挑戦します。
上手く成長すれば見た目もよく、水中の余分な栄養を吸収してくれるはず。
ガジュマルの下処理
まずは購入時に農薬がついていないことをお店で確認しました。
稚エビのいる水槽なので、万が一農薬がついていると命とりに。
帰宅後、ポットに入っていた苗を抜き取り丁寧に土を取り除きます。
最後はバケツに水をためてその中で細かい土を落としました。
土と一緒に取れてしまった根っこも結構ありましたが綺麗になりました。
フィルタに設置
ろ材を詰めているスペースの上に動かないように入れます。
ここで疑問が。
ガジュマルってどこまでが茎で、どこからが根っこなのか?
あまり水に浸けてしまうと腐ってしまうようなので、まずは様子見で根っこの先が水に触れるくらいで置いてみました。
まだ小さいので、遠くから見ると少し寂しい。
根元にもう少しボリュームを増やした方が見た目は良さそうです。
ともあれガジュマルの成長が楽しみです。
外掛けフィルターのカスタマイズ
GEXラクラクパワーフィルターを工作
外掛けフィルターに少し細工をしたのでご紹介します。
今回GEX製品を購入したのは底面フィルタとの接続に加え、容量の大きさが魅力だったからです。
容量を最大限活かすべく、よく紹介されている工作をして生物ろ材を沢山入れました。
外掛けフィルターの工作とは?
フィルター内は何もしなければ取水口から排水口にそのまま水が進みます。
そこで、ろ材マットの取り付け溝に仕切りを設置し、水の通り道を蛇行させることで、生物ろ過効率を上げるのがこの作業の目的です。
今回2種のフィルター取り付け溝があり写真①の部分を仕切ることにしました。
工作方法
数多く紹介されている工作方法なので目新しいことはありません。
なので、ポイントだけ簡単にご紹介します。
仕切り版用に使用したのは100均の下敷き
これをさきほどの溝に差し込めるサイズにカット。
フィルターの下にあたる側に2cm程度の水の通り道を開けておきます。
あと細かいですが、角を丸めておくと後日手を切ってしまうこともなさそうです。
切り抜きは大き目のカッターで綺麗にできました。(ハサミでも切れそう)
フィルターに仕切り版を差し込み、ろ材を投入。
仕切り版の手前側のスペースにもろ材が入ります。
きっと下の写真のような感じで水が流れてくれるはずです。
上のろ材は化学ろ材なので、水と触れていれば良しとします。
水を入れた後の様子。排水側のスペースには付属フィルターを入れました。
点線>仕切りなしのときの水の流れ想定
実線>仕切りありの時の水の流れ想定
以上、簡単ですがフィルター工作の内容でした。
勢いに乗って水槽のフタも工作
ついでに水槽のフタがそのままでは使えなくなってしまったので、外掛けフィルターを設置できるように大きくカットしてみました。
これも工作用カッターでやりましたが、何度もガリガリと削る必要があったので、もっとよい道具を使った方が安全だと思います。
何とかカットをしてヤスリをかけ終えたところ。
ピタリと設置できて気持ちがよいです。(昔から使っているのでフタは汚いです・・・)
以上、はじめての外掛けフィルタ設置ではりきってしまった話でした。
30cmハナビ水槽のろ過システム変更
ハナビ水槽の濾過能力UP作戦
前回、ミクロラスボラsp.ハナビ水槽にテコ入れする旨を記載しましたが、
早速日曜日に実行しました。
3年に渡り維持してきた30cmアクリル水槽と器材
ろ過能力UP作戦の目的
主目的はハナビがこれ以上不調に陥らないようにするための水質改善です。
具体的には、
・ろ過システムの強化(特に生物+化学ろ過)
→これまでの投げ込み式に限界を感じたため。
・水の硬度の低下
→ハナビを追加購入したショップで飼育のコツを聞いたところ、軟水であれば割とどんな環境でも強いと思うよ〜、とのアドバイスを頂きました。数週間ゼオライトを入れていたのですが、硬度が下がらないので化学ろ過しようかと。
・砂利の入れ替え
→「金魚の砂利」を3年間使っています。PHをアルカリ性に傾ける特徴があることに気づきました(今更ですが・・・)。ハナビは酸性がお好みです。
購入してきた器材
リバースグレインFRESH
底面フィルター
底面フィルタと連結作戦です。
10L強の水槽には過剰と思いつつ、どうせ砂利を交換するならと思い購入しました。
リバースグレインは隣の30cmキューブ水槽で「ソフト6.8」を使用しています。
PH・硬度共に見事に効果が出ているので、今回はろ材として使用することに。
ほぼリセットに
この水槽は、中に入れているものが全て取り出せるようになっています。
一つずつ取り出し、ハナビや稚エビも一旦100均ケースに避難してもらいました。
避難ケースに移した分に加えて、バケツにも飼育水を取っておきました。
その後、一気に砂利を取り出し、水槽を洗浄します。
写真を撮り忘れましたが3年間使用していた割には、汚れは少なかったです。
左:流木に活着したブセファランドラ 右:ハナビとエビを避難
新たなろ過システムをセット
綺麗になった水槽にろ過システムをセットします。
なお、今回外掛けフィルタにGEX製品を選んだのは底面フィルタと連結させるためです。
GEX同士だと加工の必要なく、底面フィルタのジョイント部に外掛けフィルタのストレーナーを差し込むだけで使用できるので便利なのです。
GEXラクラクパワーフィルター(M)は思っていたよりサイズが大きかったです。
ともあれ、ろ材は下記写真のようにかなりの量入りました。
下部には持っていたリングろ材、上部に今回購入したリバースグレインを入れました。
これとは別に排水側にもろ材スペースがあり、一旦は付属フィルタを入れています。
ちなみに良く紹介されている外掛けフィルタの加工を今回やってみたので、それは別記事でご紹介したいと思います。
リセット後の水槽に全て戻して完了
ろ過システムをセットした後、金魚水槽から予めもらっておいた砂利(シンセーのブラックホール)を入れていきます。
2kgくらいしか拝借できなかったので、足りるか心配でしたが十分でした。
そして、水草・ハナビ・稚エビを順次戻していきます。
結局2時間近くかかってようやく作業が完了しました。
リセット後の水槽と、避難ケースの水温合わせに苦戦してしまい、思っていたよりも時間がかかってしまいました。
作業完了時の30cmアクリル水槽
設置していたものを全部戻したので、相変わらずごちゃついています。
ですが、投げ込み式フィルタが無くなった分少しすっきりしたような。
再稼働から1時間程度で水の濁りはすっかり取れ、状態は良さそうです。
砂利を入れ替えてバクテリアが減ったはずなので、数日間は水質状況をこまめにチェックしようと思います。
30cmハナビ水槽の見直し
安定しないハナビ水槽
10月末にお迎えした3匹のオスは皆元気です。
ですが、当初からいるメスのうち、先日薬浴完了した個体の右目がまた白い膜で覆われてしまいました。
この症状を調べると、水カビか粘膜異常が原因と思われます。
そして、いずれも水質が要因で発生するよう。
ということでまずは換水して様子を見ていたところ2日後に白い膜が取れてきました。
左の個体の右目が不調(目の白い部分に綿上のものが付着)
換水2日後に右目が回復(ピンボケ写真ばかりですみません・・・)
対処療法から脱したい
そんなこんなのハナビ水槽ですが、なかなか安定してくれません。
具合の悪そうな個体を見つける都度、薬浴で対処してきましたがイタチごっこを繰り返していてはお魚も可哀そうです。
隣の水槽のカージナルテトラは魚種こそ違えど、まったく病気知らずなので、水質に対して根本改善をせねばと思い始めました。
そもそも、この水槽は管理3年目ということもあり、水質には絶対の自信を持っていたのですが、生体が増えたことでバランスが崩れてきたようです。
まぁ、水量も10L強しかなく安定化が難しいのですが。
最近は水質検査結果は悪くないのですが、水の匂いに生臭さを感じるように。
数値だけでは把握しきれない何かがありそうです。
病魚がでた11/4の水質検査結果
投げ込み式フィルタ卒業のタイミングかも
そんなこんなで、最近は週2回水替えをすることで当座をしのいでいます。
ずっとGEXのロカボーイSを利用してきましたが、ろ過能力UPや化学ろ材利用ができない点は、悩ましいところ。
水は綺麗なのですが、魚の具合が安定しない。
そこで考えているのが、
1.化学ろ材が使用できる投げ込み式の水作エイトに替える
2.外掛け式にする
3.底面フィルタにする(でも完全にリセットになる)
あたりを検討しています。
いずれにしても現状よりもろ過能力を上げる必要があると考えています。
先日、都内のアクアショップを見ていたら、水作エイトとウォーターエンジニアリングのリバースのコラボ商品を発見してちょっと惹かれています。
環境激変を避けながら改善したい
機材の事を考えているとあれこれ盛り上がってしまうのは悪い癖です。。
いずれにしてもハナビを環境変化に晒すと体調が心配なので、徐々に改善させていくように、と肝に銘じています。
近々手を打った際に、その内容をご報告しようと思います。
ヤマトヌマエビ親の抱卵
今年何度目かの抱卵
和金を飼育している60cm水槽に暮らすヤマト親エビ。
3~6月頃まで5回くらい継続的に抱卵していましたが7月以降は抱卵している姿を見ていませんでした。
それが今週気づくと2匹が抱卵していました。
分かりにくいですが、お腹に卵を抱えています。
水温がきっかけ?
春先は水温20℃を超えるあたりから抱卵が始まりましたが、今回は秋口からヒーターを入れて25℃に水温固定しています。
そう考えると、夏の間は産卵するには水温が高く、水温が下がってきて丁度よい季節になったのかも知れません。
今の水槽環境は良いようです
春先から現在まで、これだけ何回も抱卵しているということは、エビにとって過ごしやすい環境ができているのかなと思っています。
ちなみに、この水槽の水質は、砂利&大きな石を入れていることもあり、硬度・PHともに高めです。
どこまで長生きしてくれるか
既に稚エビは過密飼育になっているため、さらなる卵の孵化には取組みません。
ですが、ヤマトヌマエビはかなり長生きする個体もいるとの話を聞きますので、
お迎えから2年目を迎え、どこまで長生きしてくれるか引き続き見守っていきます。
南米ウィローモス植栽5ヵ月
大繁殖
9月にレポートした際にも、成長スピードが上がっていましたが、最近ますますその勢力が旺盛になってきました。
↓7月頃のミクロソリウム植栽当初の様子。
ウィーピングモスも巻き付けたばかりですね。
まだ上部の枝やミクロソリウムが見えていましたが・・・
↓こちらが今週の様子
流木上部が南米ウィローモスに覆われミクロソリウムが見えません。
下部に巻いたウィーピングモスもボリュームが増えてきました。
今後はトリミングが必要そう
30cmキューブ水槽の流木上のモスはボリュームがかなり増えているので、そろそろトリミングが必要ですね。
綺麗な三角形になっている箇所も多いので、どのようにカットするか悩むところです。
溶岩石に活着させたモスのその後
一部の南米ウィローモスは溶岩石に活着させていました。
ですが、その後低床に張り付いて取り出せなくなっていたのですが、先日強引に剥がしてみたところ、約2か月で葉がかなり伸びていました。
左:8月頃に溶岩石に巻いた頃/右:10月の状態
活着ウィローモスをハナビ水槽に設置
臆病なハナビにはもう少し隠れ家があった方が良いのではと思い、上記の溶岩石を流木の上に置いてみました。
まだボリュームが乏しい気がするので、こちらの水槽でモサモサになってくれることに期待しています。
カージナルテトラの餌食い変化
5匹に個体差がでてきました
元々体長が大きいのが3匹、小さいのが2匹でお迎えしたカージナルテトラ。
最近大きい3匹はますます大きく(太く)、小さいのは変わらず、という状況です。
餌の食いつきがちょっと悪い
餌は変わらずキョーリンのメダカの餌と、テトラネオンを与えています。
メダカの餌は皆一斉に集まって10秒かからずに食べつくしてしまいます。
でも、小さい個体は口に入れた後出している事も。
テトラネオンのフレークは、以前は水槽に落とした時に皆水面に集まっていましたが、最近誰も集まってきてくれません(寂しい・・・)。
30分ほど経って見に行くと水面に浮いていたフレークが無くなっています。
見ていない時に食べている様子。
フレークに集まっていたころのカージナルテトラの様子
今後の餌の与え方
小さい2匹も今のところ痩せてはいません。
フレークを誰がどのように食べているかを確認できていませんが、こちらを小さな個体もつついているのかも知れません。
メダカの餌は大きな個体ばかりが食べている状態で、かなり太くなってきています。
なので2種類の餌のバランスを見直そうと思っています。
太くなっているカージナルテトラ
ストレスが原因で餌食いが悪くなるという情報も
大きい個体の1匹が周りの個体を突くようなことは、以前からずっと続いています。
小さい個体にとってはこれがストレスになっているのかも知れません。
でも30cmキューブ水槽に同種5匹しか入れていない状況なので、これ以上ゆとりのある状況は作りづらく・・・。
お魚の社会もなかなか難しいですね。