ヤマトヌマエビ繁殖のあれこれ

ヤマトヌマエビの繁殖を中心にアクアリウム体験を書いています

ミクロソリウム流木のリニューアル

見ぬふりをしていたミクロソリウム

60cm水槽に昨年3月から植栽していたミクロソリウムトライデントリーフ。

CO2添加中止から苔がつくようになり、夏場に調子を崩していました。

それでも茎は流木に活着し新葉も展開していたので、長らく放置状態でした。

 

年末に改めて見るとほぼ全ての葉が欠けています。

夏場の高水温でシダ病にかかっていたのかも知れません。

シダ病になった場合、できるだけ早く葉をトリミングする必要があったようですが、流石に放置しすぎました。

 

不調初期のミクロソリウムトラインデント

ミクロソリウムトライデント

 

思い切ってトリミング

取り出した直後の様子。葉が少なく残りもボロボロです。

枯れたミクロソリウムトライデント

 

思い切って葉を全てカット。茎だけにしました。

葉をトリミングしたミクロソリウムトライデント

 

リニューアル作業

このまま水槽に戻しても良かったのですが、隣の水槽の南米ウィローモスがやたらと伸びているので、トリミングして、この流木に巻くことにしました。

加えてトリミングしている時に出てきたミクロソリウムナローリーフの子株も巻いていきます。

 

ミクロソリウムナローリーフの子株

ミクロソリウムナローリーフの子株

 

南米ウィローモスとともに巻きつけ完了時の様子

リニューアル後の流木

 

60cm水槽に戻しました

これまでボロボロの状態の葉が、水槽中央に鎮座していましたが、リニューアルしたことで綺麗さを取り戻しました。

とはいえ、CO2添加状態だったモスやミクロソリウムを植栽したので、いつまでこの状態を維持できるか分かりません。

 

リニューアルした流木を水槽に設置。早速エビが集まってきていました。

リニューアルした流木を60cm水槽に戻した様子

 

一旦茎だけになったトライデントリーフの復活の日が来るのかにも注目していきます。

 

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2021年の計画

明けましておめでとうございます

本年もよろしくお願いいたします。

ヤマトヌマエビの様子 

 

今年のアクアリウムの抱負

引き続きマイペースにお魚と水草の育成に励んでいきたいと思います。

その前提で、抱負を2つほど。

 

1.熱帯魚を安定して飼育する

昨年から熱帯魚飼育をはじめていますが、病気など結構難しいことも。

今年は安定した環境をつくり、あわよくば繁殖を狙いたいです。

 

20年8月に迎えたカージナルテトラ

20年8月に迎えたカージナルテトラ

 

20年10月に迎えたミクロラスボラsp.ハナビ

20年10月に迎えたミクロラスボラsp.ハナビ

 

 

2.60cm水槽を充実させる

和金1匹とヤマトヌマエビの住まいになっている60cm水槽。

和金と水草の両立はなかなか難しいのですが、住人を再び増やすか、レイアウトを大きく変更するか、折角の広いスペースをもう少し有効に使えないか検討しています。

和金でアクアテラリウムとかは無理なのかな。

 

60cm水槽の現在の様子

 

と、そんな感じで2021年も色々と試していきたいと考えています。

本年もよろしくお願いいたします。

 

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大掃除

我が家は先週末から大掃除

予定していた温泉旅行を取りやめた関係で、今年の冬はずっと家にいます。

なので例年よりも早めに大掃除に着手しており、のんびりと年末を迎えられそうです。

水槽周りは、普段着手しない部分を掃除しました。

 

60cm和金水槽

流木を動かして底床を掃除したり、シャワーパイプを磨いたり。

フィルタのウールマットを2ヶ月ぶりに交換しました。

(最近緑ゴケの付着ペースが早かったのはウールマットを放置しすぎたせいかも)

60cm水槽の大掃除

和金水槽はどんなに頻度高く掃除をしても、底床から真っ黒な汚れが出てきます。

和金も現在は1匹だけなのにどうしてこんなに汚れるのだろうと不思議です。

 

30cmキューブ水槽

流木の上の南米ウィローモスが暴れています。

最近は2週に1度くらいトリミングしていますが、勢いが止まりません。

年末の30cmキューブ水槽


そしてこちらは2ヶ月以上ぶりの外部フィルタ掃除です。焦。

水質はこのところ安定していたので・・・

ウールマットを交換して、化学ろ材(リバースグレイン)をゆすぎました。

久しぶりの外部フィルタ掃除

 

30cmアクリル水槽

最近よくメンテナンスしていたので、大掃除はなしです。

足し水をして終了。

30cmアクリル水槽

 

アクアリウムライフが充実した1年

今年はコロナ渦という極めて特殊な環境下で色々と気を遣う1年でした。

そんな中で、我が家のアクアリウム事情は、

・和金用に60cm水槽を購入して1年がスタート

・コケ取り要員として迎えたヤマトヌマエビが4月に抱卵、繁殖に挑戦

ヤマトヌマエビの稚エビ飼育のために水槽追加

・追加水槽に初めての熱帯魚(カージナルテトラ・ミクロラスボラハナビ)お迎え

といったように、色々と新しいことに挑戦した1年になりました。

 

本年はお世話になりました

ブログ始めたことで水槽周りの情報はもちろん、多くの方の知見にふれて、興味の範囲が広がりつつある今日この頃です。

いつも当ブログをご覧いただいている方には本当に感謝しています。

来年もエビ・お魚や水草の成長過程を追っていきたいと思いますので、よろしくお願いいたします。

 

それでは、良いお年をお迎えください!

ヤマトヌマエビ稚エビ

 

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ブセファランドラの近況

今年一番導入した水草

コロナ禍で自宅時間が増えたことをきっかけにフリマアプリを使うようになりました。

そしてハマったのがブセファランドラです。

種類豊富で綺麗な写真とともに紹介されているので、すっかり魅了されました。

 

ハナビのいる水槽にブセファランドラとアヌビアスナナを設置しています。

ブセファランドラを色々入れている30cm水槽

 

育成は簡単と言われています

もともとブセファランドラに興味をもったのは「育成が簡単で綺麗」という点に惹かれたからでした。

育成が簡単な理由として次のようなことがよく挙げられています。

・CO2なしでも育つ

・低床は砂利でも育つ

・照明が弱くても育つ

・エビなどの食害に強い

・水質の適応範囲も広い

一方、注意点として挙げられているのは成長が遅いため、コケが付きやすいということくらいだと思います。

 

我が家では苦戦していることも

苦戦しているのは水質です。

確証はないのですが、低硬度の環境にいれたブセファランドラは溶ける確率が高いように感じています。

 

ブセファランドラが自生している現地写真などを見ると、清流の石に活着している様子を見かけるので、水の硬度は高い方が良いのかも知れません。

 

最近ミクロラスボラsp.ハナビの水槽では、お魚には軟水の方がよいというアドバイスをもらったので、化学ろ材で軟水に傾けています。

おかげでハナビは安定したのですが、一部のブセファランドラが溶けるように。

 

とはいえ、全てのブセファランドラが溶けているわけではないので、まだ経過を見ようと思っています。

 

ブセファランドラsp.クダガン

9月に導入。新葉も継続的に出てきて元気です。

根っこが順調に育っており、安定しています。

ブセファランドラsp.クダカン

 

ブセファランドラsp.ビブリスとFreya

写真手前側の流木に活着しているビブリスはもう少しで1年が経過します。

最近新葉が白っぽいので少し心配しています。

写真奥のFreyaは以前石に活着した様子を紹介しました。

こちらも新葉を継続的に展開しており元気です。

ビブリスとFreya

 

 

ブセファランドラsp.キャサリン

アヌビアスナナプチの超小型株だったものと一緒に石に巻いています。

当初状態が悪く溶けかかっていたのですが、持ち直しました。

葉っぱも大きくなってきた気が。

キャサリン

 

ブセファランドラsp.kapuas

こちらは主だった葉の部分が溶けてしまいました。

かろうじて残っている小さい株も稚エビに食べられていますが、ここから復活するのか注目しています。

ブセファランドラsp.kapuas

 

ブセファランドラsp.Purple

植栽当初(9月)の様子。オークロの中央部に植栽しました。

9月に植栽したphantom

現在の様子。分かりにくいですが元々あった葉は食害で減りました。

新葉が少し展開していますが復活できるか。

ブセファランドラsp.Phantom

 

以上です。なんだか、取り留めのない記事になってしまいました。

調子の良い株もあれば、悪い株もあり、今後の成長から目が離せないブセファランドラたちなのでした。

 

30cmアクリル水槽の全景 

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石巻貝お迎え18ヶ月目

我が家の定番苔取り生体

和金だけを飼っていた頃から苔取り生体として長く活躍している石巻貝

和金と混泳可能な苔取り生体ということで重宝しています。

現在2匹が水槽にいますが、この12月で迎えてからちょうど1年半が経ちます。

今まで1年くらいで☆になることが多かったのですが長寿記録を更新しています。

カージナルテトラ水槽の石巻貝

 

茶ゴケの掃除能力がかなり高いです

最近の我が家の水槽は主に緑ゴケばかり生えているのですが、水槽立ち上げ初期に発生する茶ゴケの掃除能力には目を見張るものがあります。

ヤマトヌマエビでは処理できないガラス面を掃除できるのと、石についた苔を隈なく掃除できるのは貝固有の特徴に思います。

 

掃除しながら自分に苔が生えています・・・

黒髭苔が付いた石巻貝

 

夏に脱走した個体も健在

7月に脱走した個体も元気です。 

makose.hatenablog.jp

25℃を超える気温の中、陸上で埃まみれになっていたのでもう駄目だろうと思っていたのですが、強靭な生命力を発揮しました。

何事もなかったかのように毎日過ごしています。

 

別水槽の個体。フタの裏側を移動、脱走を心配しましたが大丈夫でした。

フタを移動する石巻貝

 

卵の謎

貝類が嫌れる理由の一つに、卵の産み付けがあると思います。

我が家では石巻貝を3年以上飼っていますが、流木の隙間に1・2個の卵を発見したことはありますが、それ以上の大量の卵を目にしたことがありません。

これに関してはなぜなのか分かっていません。

金魚やヤマトヌマエビが食べたりするのか、別の理由なのか???

 

オトシンネグロと共に日々働いています

オトシンネグロと石巻貝

 

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カージナルテトラお迎え5ヶ月目

変わらず良い発色

近所のアクアショップで発色の良さに惹かれてお迎えしたカージナルテトラ

赤・青ともに色が濃く、コントラストがはっきりしていてとても綺麗です。

最近もその綺麗さが褪せることはありません。

飼育5ヶ月目のカージナルテトラ

 

水槽管理で見直した2点

11月中旬に1匹が病気で☆になりました。

ネオン病のような症状だったので周囲への感染を恐れていましたが、今のところ他の個体に病気は見られません。

この出来事の後に次の2点を見直して以降、お魚の調子は良いように思います。

 

①水槽内の通水性を第一に考える

水草の綺麗な水景を作ろうと過密に水草を育てていた傾向がありました。

11月に後景に植えていたロタラやエキノドルステネルスを間引き、底床を掃除したところ、外部フィルタの流量が増加し、水槽内の水流が良くなりました。

ひどい時はエサを投入してもゆっくりとしか流れていかないような事もあったので、これは大きな変化だと思います。

 

②エサの量をやや少なめに

特に大きい個体がかなり丸々としていたので、エサの量を減らしました。

1分以内に食べる量を1日1〜2回くらい与えるようにしています。

最近はエサを入れると残す事なく凄い勢いで食べてくれています。

 

環境に慣れてきた様子

基本的に水槽の前で手を動かしたりすると、水槽奥の方に逃げていきます。

なので掃除の時はあまり驚かせないように気をつけながら手を動かしています。

 

でもエサの時間には水槽前面に出てきて様子を伺っている事も増えているように感じます。

飼い主の顔が分かってきたのかも。(たぶん親バカ的な解釈です。焦)

飼育5ヶ月目のカージナルテトラ

 

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ガジュマル植栽1ヶ月目

水上部分はまだ変化なし

ガジュマルを外掛けフィルタに植栽してから1ヶ月が経過しました。

葉っぱや幹の様子は1ヶ月前とほとんど変化がありません。

どれだけ成長しているのか謎ですが、葉っぱも幹も健康な様子。

ガジュマル植栽1ヶ月目

 

水中の根っこはさらに成長

植栽1週間でずいぶん根っこが伸びていたのですが、その勢いは止まりません。

ろ材を交換した時に見ると濾過槽の底まで根っこが到達していました。

そして1本の根っこから左右に複数の根っこが展開しています。

外掛けフィルタの底に到達したガジュマルの根っこ

 

水上に近いところでも根っこが複数出てきています。

元々白かった根っこが茶色がかってきました。

濾過槽を横から見たところ

 

成長はまだこれから

というわけで、この1ヶ月は根っこの展開スピードに驚かされましたが、変化を語るのは今後になりそうです。

根っこの色素が出ているのかウールマットが茶色くなる(ただの茶ゴケかも)傾向にありますが、水槽の水の透明度が良いので、水質浄化には一役買ってくれているようです。

 

ちなみにガジュマルの根本部分が少し寂しかったので、隣の水槽で増えていたオーストラリアンクローバーを置いてみました。

今後上手く水上葉を展開してくれると綺麗になるのではと思っています。

オーストラリアンクローバーを植栽

 

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