ヤマトヌマエビ繁殖のあれこれ

ヤマトヌマエビの繁殖を中心にアクアリウム体験を書いています

初めてのブラインシュリンプ

グッピー稚魚の成長が遅い

生まれてから3ヵ月が経過しますが、まだ体長が1.5~2cmほどです。

早いと1ヵ月程度でこのくらいのサイズになるようです。

稚魚は12匹いるのですが、どの子も元気ですがまだまだ小さいのです。

 

最近のグッピー稚魚たちの様子

稚魚たちの様子

 

餌が原因のよう

調べると成長が遅いのは水温か餌であることが多いようです。

水温は25℃にキープなので問題なし。

餌はアカムシ・メダカの餌・テトラミンを与えてきましたが、1日に2~3回のため、頻度が少ないのかも知れません。

 

ブラインシュリンプを買ってみた

そんなこんなで近所のアクアショップで相談しました。

するとブラインシュリンプがいいのでは?とのことで購入です。

そのお店にはイージーブラインという商品しかなかったのでややお高めでしたが、購入しました。

これはブラインシュリンプの卵に鉄粉がまぶしてあり、孵化後に磁石を使って卵をくっつけることができるということです。

 

孵化の準備

250mlに対し、小さじ1杯(5g)の塩水が必要です。

ペットボトルに塩水を準備します。

塩水を用意

 

100均のプラケースに1cm程度塩水を入れます。

そしてその上にブラインシュリンプの卵を浮かべます。

卵を浮かべる

初めてなのでどのくらいの量が丁度よいのか分かりません。

ちなみに卵を入れてから水を揺らすと卵がケース壁面に付着したり、沈んだりするので面倒です。

深めの容器を使う際にはエアレーションの使用が推奨されていました。

今回はエアレーションなしでやってみます。

 

水温は27度が適温とのこと。

ヒーターを入れている水槽の角に引っ掛けます。

水温が26.5度くらいに設定してあるのでちょうどよく温まるはず。

水槽に浮かべる

 

そして24時間が経過

翌日、容器を見てみるとピコピコと動く微生物がたくさんいます。

小さすぎて写真に撮れませんでしたが、無事に孵化していました。

ただ卵の数に対してはやや少ない気も。

もう少し待てばもっと孵化するのかも知れません。

 

磁石に付きました

早速100均で購入したネオジム磁石を卵に近づけてみます。

すると本当に卵がくっついてきました。

ただ流石に砂鉄のように芋づる式にくっつくわけではありません。

1回くっつけてはティッシュでふき取り何回か繰り返します。

磁石で卵の殻を吸着

 

コーヒーフィルターで塩水と分離

専用の用具を持っていないのでコーヒーフィルターを使います。

フィルターを広げて塩水ごと流し込みます。

勢いよく流しすぎて、一部流出してしまいました・・・。

 

うっすらと見えるオレンジ色の帯がブラインシュリンプです。

コーヒーフィルターで塩水を濾す

この分離方法はもう少し改良余地がありそうです。

 

グッピー稚魚が完食

以上のようにあれこれやって孵化させたブランインシュリンプ。

グッピー稚魚にピペットで与えると、あっという間に食べつくしてしまいました。

どんなお魚も大好きとの前評判通りの食いつきでした。

 

これから定期的に与えていこうと思います。

それにしてももう少し孵化させるプロセスは上手くできるように工夫したいと思います。

 

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