TDSメーターを使ってみました
TDSメーターを買いました
新しく立ち上げた30cm水槽でロタラを生い茂らせてみたい。
ということで、水草がどうすれば元気よく成長するのかを調べた結果、
・PHを弱酸性に保つ
・GHを低く(軟水)を維持する
ということがポイントという事が分かりました。
以前から管理している水槽では、どうしてもGHが低くならなかったのですが、原因としては石から溶け出るカルシウムや、水道水に含まれるカルシウムやマグネシウムが高いと水替えの度にGHが高くなるという構図だそうです。
この点をはっきりさせようと思い、TDSメーターを購入しました。
購入したTDSメーター
アマゾンで安くて口コミ評価もまずまずだった商品を買ってみました。
TDSとECと温度が計測できるというものです。
計測する指標ppmとは
水の総硬度(GH)の指標には2つあり、アメリカ硬度がppm、水質検査紙6in1などのdhはドイツ硬度とのこと。
1dh=17.8ppmという換算になるそうです。
またWHOの飲料水水質ガイドラインでは軟水~硬水まで次の定義になっています。
軟水 :0~60ppm未満
中硬水:60~120ppm未満
硬水 :120~180ppm未満
ちなみに日本の水道水は100ppmが全国平均ということです。
我が家の水道水&水槽4種を計測
①まずは水道水が108ppm(中硬水)。まぁこんなものでしょうか
②60cm水槽は143ppm(硬水)。砂利&色んな石を入れているのでやや高め。
③30cmアクリル水槽は158ppm(硬水)。こちらも砂利を3年使ってます。
④30cmキューブ水槽は105ppm(中硬水)。リバースグレイン入れてます。
⑤番外編:稚エビ飼育ケースは583ppm。塩水濃度10%未満なのですがこの数値
まとめ
我が家の水槽は中硬水~硬水という結果でした。
ロタラを育成しようとしている④の30cmキューブ水槽は105ppmと最も数値が低かったのは良い結果です。でも疑問なのが、いつも使っているテトラ6in1で測定するdhは0だと思っていたのですが、1dh=17.8ppmで換算すると6dhくらいということになるので、この矛盾は謎です。
そもそも108ppmの水道水で週1~2回換水しているので、ソイルなど継続的に硬度を下げる低床を使わない限り、dhが0なんてことにはならなそうですね。
砂利で管理している我が家の水槽ですが、水草育成を考えた時に、いずれも硬度が高すぎるという結果ではなかったので、一安心です。TDSメーターはこんな感じで現状把握には使えるアイテムだと思いました。