ろ材カスタマイズと水質①
水草の成長と水質
水草育成においてはPH6.4程度がもっとも水草が栄養吸収しやすく、またPHは軟水(GHが低い状態)の方が下がりやすいという情報をよく見かけます。
私が金魚を飼っている60cm水槽は、低床が砂利だったり、石をいくつか置いていることもあり、常にPHは7.0を越えていて、GHも4以上という状態でした。
それでも水草は成長していましたが、今回立ち上げた30cm水槽では弱酸性&軟水にして、元気の良い水草の育成を目指したいと思います。
それでも砂利を使いたい
水質を手っ取り早く酸性に傾けるならば低床はソイルが良いのだと思います。ですが、私はゆっくりと水槽を楽しみたいので低床はどうしても砂利を使いたく、今回もブラックホールという砂利を使用しています。
CO2添加とろ材で水質を調整する作戦
砂利を使う以上、低床に酸性化の機能は期待できません(むしろアルカリに傾くかも)。なのでろ材を工夫することと、CO2添加によって水質を弱酸性に傾ける目論見です。
カスタマイズしたろ材の内容
今回フィルターは底面フィルタにGEXのメガパワー2045を接続して使っています。メガパワー2045にはリングろ材が初期セットで入っていたのですが、それは使用せず、次のろ材をセットしました。
・エーハイム メック
・パワーハウス ソフトタイプS
・リバース・グレインソフト6.8
・ウールマット(初期セット)
メックとパワーハウスソフトはそれぞれ400gずつセットし、その上にリバースとウールマットを載せる構成です。
この中でパワーハウスとリバースグレインソフトはPHを下げる作用があるとのことで期待大です。
そして・・・セットから1週間経過時の数値がこちら※
<セット初日> PH7.4/GH5
<セット1週間後> PH7.3/GH0
※テトラ6in1のアプリで計測した結果です。
PHが期待通りに下がっていませんが、GH0は期待通りの結果です!
PHも目視ではもっと酸性によっている気がしますが、何かPHを上昇させる要因が水槽内にあるのかも知れません(いくつか使用している溶岩石か?)
まとめ
今回チャレンジしたろ材によるPH低下の試みは、GH低下が確認でき、PH低下がまだ確認できていないという状態です。
しばらくはろ材をいじる予定はないので、PH状況は今後も追っていきたいと思います。