ヤマトヌマエビの餌
ヤマトヌマエビの餌
今回はヤマトヌマエビの餌について書いてみます。
前提として色揚げなど専門的なことは分かりません。
2年以上飼育している親エビ・誕生1年半以上経過した稚エビが元気に成長しており、その成長過程に基づき考察したいと思います。
餌は必要か?
ゾエア期は必須。稚エビ以降は環境次第。
だと思っています。
ゾエア期の飼育方法はこちら↓
稚エビ化以降は、コケ・フン・水草・他の有機物が何等かあればエサは無くても生きています。
ただし、エサを与えた方が明らかに大きくなります。
実際に、稚エビになってから週に数回プレコタブレットを与えた個体は1年後に2.5cm以上の体長になりました。
同じ1年後に、外部フィルターの中から発見した個体は体長0.5cm程で見つかりました。
↓誕生1年後に外部フィルターの中から発見した個体。
餌付けの良い事・悪い事
結論としては一長一短です。
育て方の好みで決める感じだと思います。
私は最近は週1~隔週1回ほどで餌を与えています。
〇良い事
・安定して成長する
・水草の食害が減るような気がする
(餌を与えていても食害を受ける水草は食べられます)
✕悪い事
・与えすぎるとコケを食べてくれない
・もともとフンが多いが、より増える
食害を受けたことのある水草
水草の食害は起きます。
私はいつも初心者向けの水草を植栽しています。
・ハイグロフィラポリスペルマ
稚エビが好んで食べていました。大きな葉っぱが穴だらけに。
・オーストラリアンクローバー
食べられることがばれると集中的に狙われます。
飼育当初は食害はありませんでしたが、水槽リセット後に狙われるように。
葉っぱも小さいので食べやすいのかも知れません。
・ニューラージパールグラス
古くなった葉っぱがすぐに食べられてしまいます。
元気な新葉が食べられることはないようです。
・ブセファランドラ
元気な時は問題ありませんが、弱って溶け始めると一斉に食べられます。
↓食害を受けたブセファランドラ
与えている餌
適した餌に関しては、専門的に育てている方の情報を参考にした方が良さそうです。
私はオトシンクルス用に購入したプレコタブレットとコリドラスタブレットを与えています。
特にプレコタブレットは大きいので、1個体に持ち逃げされる事がなく重宝します。
稚エビ飼育の頃からプラケースに入れてエサを与えています。
餌の飛び散り・持ち逃げが防げます。
↓タブレットに稚エビが群がっています。(不鮮明すみません・・・)
まとめ
ということで、有機物が一定量発生する水槽であれば、餌に関してあまり神経質にならずともヤマトヌマエビは成長してくれています。
私は安定して育てるためにある程度の餌を与えています。
ただ、それよりも水質を悪化させないことが、ヤマトヌマエビにとっては重要な気がします。
引き続き我が家のヤマトヌマエビは元気です。
今後も飼育していく中で気づいたことがあれば、情報更新したいと思います。