ヤマトヌマエビ繁殖のあれこれ

ヤマトヌマエビの繁殖を中心にアクアリウム体験を書いています

ジャパンレッドラミレジィの産卵3回目

3回目の産卵は前回から2週間後でした

2月11日に3度目となる産卵が行われました。

今回も1・2度目と同じ山水石の上です。

数は150〜200個ほどの様子。

 

ペアともに餌を良く食べているので、栄養的には問題がないのでしょう。

卵の数としては十分な量だと思います。

 

↓2月11日に産み付けられたラミレジィの卵

3度目の産卵

 

産卵直後からペアが見守り開始

これまでの産卵では、1回目はオスが単独、2回目はペアが交互で卵を見ていました。

3回目の今回もペアが交互で見守っています。

 

↓卵を見守るメス

卵を守るメス2

 

ぐるりと周囲を見回すメス

卵を守るメス1

 

数分経つとオスと役割交代して、メスの自由時間。

CO2のストーンが気になるようでよく突いています。

エアストーンを突く

 

餌付けあり・掃除なしで3日が経過

前回カージナルテトラを他水槽に移したので、積極的に卵に近づこうとする生体はいません。

今回ラミレジィペアにとって脅威になる対象はありません。

特に卵が減少することなく3日間が経過しました。

 

なお、この間、親ラミレジィには普段通りの餌やりをしています。

私が水槽に近づくと餌をねだりに来るので、水を汚しそうな赤虫は控えましたが、人口餌を与えました。

 

産卵後は餌を抜いた方が食卵が起きないという記事を見かけたこともあります。

我が家の個体はこの時点では餌付けをしても特に問題は起きませんでした。

 

前回網を入れたことでオスの食卵を誘発したので、水槽に手を入れる掃除は控えました。

プロホースで水を1/10ほど入れ替えることを2度ほど行っています。

水を入れる際には、大きなバケツでざばッとはやらず、小さいカップで何度も静かに水を注水する慎重な水換えをしました。

 

↓2/13の水槽の様子。卵はほとんど減っていません。

水槽に手を入れたくないので、取れてしまった水温計もそのまま。

交代で卵の見守り

 

産卵4日目、ついに孵化

産卵から4日目の朝

卵のあった場所の水が揺らいでいるように見えました。

それは卵から孵化した稚魚が一斉に尻尾を動かしているのでした。

(上手く表現できる写真が撮れませんでした)

 

石の隅の方で孵化した稚魚を口に入れて、中央に移動させる様子も確認しました。

子の面倒を見る知能の高さが垣間見えます。

 

当初からほとんど数を減らさず150〜200匹ほど孵化していそうです。

 

実は、卵の色がオレンジ色っぽくなかったので無精卵なのではないかと心配していました。

照明のあたり具合などで、今回初めて産卵を見る私などにはその違いが判断つきませんでした。

 

孵化した稚魚が減る

孵化が確認できてほっとしたのも束の間。

翌朝水槽を確認すると稚魚が随分減っています。

 

↓50匹ほどに少なくなったラミレジィの稚魚。

(白いのが稚魚。奥の粒は稚魚がいたはずの箇所)

孵化後の卵

 

なぜかメスが食仔

様子を観察します。

オスはこれまでと変わらない動きです。

ところがメスが稚魚を口に入れて移動させているようで、実は食べてしまっています。。

ちょっと、お宅の奥さん食べちゃってますよー!

とオスラミレジィに訴えても届かず。

その後もメスが見守るタイミングになると少しずつ稚魚は減っていきます。

 

稚魚は2〜4日ほどで浮上するとのこと。

それまではただただ横になってヨークサックの養分を吸収しているだけで何もできない稚魚たち。

メスに食べ尽くされる前に浮上して逃れてほしいと願いながら経過を見ました。

 

ラミレジィの稚魚飼育に続く

 

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