ヤマトヌマエビ繁殖のあれこれ

ヤマトヌマエビの繁殖を中心にアクアリウム体験を書いています

エキノドルステネルスの絨毯をリセット

密かに腐海化が進行

最近トリミングの記事ばかり書いていました。

それもこれも30cmキューブ水槽の不調が収まらないためです。

 

遠くから見ると何事もないように感じるのですが、

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近くで見ると、エキノドルステネルスやオーストラリアンクローバーの根っこにモヤモヤの苔がたくさん付着しています。

黒味がかっており、どうも糸状コケのようです。

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上から見ても、コケの付着範囲が徐々に広がっています。

下の写真左上の砂利が露出している部分は、数週間前に苔の付着したエキノドルステネルスを取り出した箇所です。 

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しかし、ご覧の通りどうにもこのコケが収まる気配が見られません。

これはもう、がっつりやるしかないと判断しました。

 

エキノドルステネルスの絨毯リセット

苦渋の決断です。

昨年の水槽立ち上げから数カ月で絨毯状に成長したエキノドルステネルス 

makose.hatenablog.jp

 

その後も順調に成長し、植栽10ヵ月で水槽全体を覆っています。

ただ低床を埋め尽くしたことで、成長スピードが鈍ってきていました。

今思えば、その頃が間引く適切なタイミングだったのかも知れません。

 

作業開始

今回は低床を巻き上げること確定なので、まずはハナビを避難させます。

お隣の水槽に避難中のミクロラスボラハナビ

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そして素手で苔の付着したエキノドルステネルスを取り出していきます。

密度が濃くなっており芝生ブロックのようです。

もったいないですが心を鬼にして剥がします。

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ランナーで芋づる状態になっており結局大部分を剥がすことに。

↓ほとんどの砂利が露出しています。

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取り出したエキノドルステネルスがこちら。

ブロック状の固まりで3つ取り出しています。

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再生に向けた植栽

取り出したエキノドルステネルスを仕分けます。

黒いコケが付着した部分は異臭を放っているので廃棄します。

 

ただランナーにくっついて取り出すことになった綺麗な株がかなりありました。

根っこをほぐしながら、綺麗な株のみ取り出していきます。

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砂利はプロホースで汚れをごっそり抜き出します。

掃除後の砂利にはイニシャルスティックを埋めておきました。

 

そして取り出した綺麗な株をまた砂利に植えていきます。

↓綺麗な株を植えたところ。

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この水槽の立ち上げ当初は5株ほどのエキノドルステネルスを植栽して始まりました。

今回は20株以上の株を植えたので、元に戻るのも早いかも知れません。

 

絨毯リセットを完了

作業数時間後にハナビたちを水槽に戻しました。

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流石に今回は水槽の様子が大きく変わりました。

(ここまでやるなら全体リセットでも良かったかも知れませんが。。)

 

ともあれ、これで苔との戦いが終わることを祈るばかりです。 

 

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