30cmキューブ水槽のその後
4月は大変でした
昨年6月の立ち上げ以来好調を維持してきた30cmキューブ水槽
この4月は色んなトラブルに見舞われています。
起きたトラブル
・孵化から11ヵ月を迎えるヤマトヌマエビが不調に
・糸状ゴケが大繁殖
・ハナビの1個体が病気に
現在の様子
ヤマトヌマエビがこの2週間で把握しているだけでも5匹が☆になってしまいました。
今までで最大の危機を迎えています。
ミクロラスボラハナビは病気個体を除き元気です。
石巻貝は変わらず。
水槽環境を改めてチェック
●水質
問題視するような数値は出ていません。
水質試験結果だけでなく見た目にも水はキレています。
●水流
こちらも4月中旬に改善しました。(十分かは不明)
水草をだいぶ水槽から取り出し、水面付近は水の流れが水槽内を一周していることを確認しています。
●エサ
テトラネオンを1日2回与えています。
エビのエサは隔週1回に減らしています(不調個体が減らないため)
●その他
週1回の水替え
夜間エアレーションは継続
CO2添加は3秒1滴程度
・・・これといって悪い点が見当たらず、悩ましいところです。
気になっていること
不調の「きっかけ」は水草繁茂による嫌気層発生ではないかと見ています。
しかし水流や水質が良い状態になっても不調が続いている要因(遠因)に化学ろ材が影響していないか気になりだしています。
私は低床を砂利で管理したいので、PH調整も兼ねてリバースグレインソフトを外部フィルタに入れて使用しています。
とても効果があるので何度も使っているリピーターです。
ただ、実は昨年ヤマトヌマエビが不調に陥った際も、その前に化学ろ材を新品に入れ替えていたのを思い出しました。
ひょっとすると効果が出やすい化学ろ材なだけに、新品に変更した時の水質変化が激しいのかもと思い始めたのです。
今回もエビの不調をきっかけにフィルタ掃除&化学ろ材を入れ替えたのでした。
今後は水質影響の大きい化学ろ材の入れ替え時は、特にエビを中心に隔離後水合わせをするなどの対処が必要かも知れません。
あくまでも個人的な仮説のため、論拠があるわけではありません。
個人的に今後注意しようと思ったのでした。
30cmキューブ水槽現在の写真
ウィーピングモスが絶好調でうねっています。
どうもトリミングが下手なようで、水草が密生しすぎています。
水は本当に綺麗なんですけどね。
早く本調子に戻ってほしいです。
ミクロラスボラsp.ハナビの治療
治療に入ります
2週間前に腹部の異常を発見したミクロラスボラハナビの1個体。
体色はよいものの、やや泳ぎに弱さを感じるようになってきました。
さらに先週末に腹部に充血が見られたため、このまま観察していても良くなることはないと判断し、治療に入ることにしました。
今まで治療実績0件のため、今回は丁寧に段取りして臨みます。
↓2週間前に異常を発見した際の様子
腹水病と仮定しての治療
日によって、腫れの程度に変化が見られるのですが、縦・横から見て、正常時よりも常に腹部は膨張気味です。
エロモナス菌が内蔵に入り発生するという腹水病と判断しました。
エルバージュエース
以前ハナビが白点病にかかった際に購入したエルバージュエースを使います。
強い薬のようで、説明書にも4時間or24時間のいずれも短時間での用法が記載されています。
薬の分量の測り方(備忘メモ)
「60Lに対し0.5g」が規定量です。
しかし、薬浴で使用する隔離ケースは大体500ml・・・。
どうやって測るのか毎回困惑します。
以下は、薬を購入したアクアショップの店員さんに教えて頂いた計測方法。
・2Lペットボトルに付属スプーン摺り切り0.5g投入(これが60L分)
・500ml(0.5L)に必要な量の算出式は2000ml×(0.5L÷60L)≒17ml
なので、薬浴ケース500mlに2Lの薬液から17mlをスポイトで移し完了。
薬液準備中に、治療用ケースを水槽に入れて水温を合わせておきました。
ハナビを移動し治療開始
以前は薬液を投入後に病魚を入れていました。
今回は治療ケースにカルキを抜いた水を用意し、先に病魚を移しました。
そして薬液を点滴法のように何回かに分けて投入。
この方が水の変化が少しでも少なかろうと思っての対処です。
60cm水槽に隔離ケースを設置して薬浴。エアレーションもかけてます。
ここから一晩過ごしました。
いつもは夜間の水槽の様子も見に行きますが、今回はグッとこらえて安静にしました。
↓翌朝の様子。やはりお腹周りは膨らんだままです。
回復する場合は、どのような経過で回復するのか知りたいです。
・・・そして規定の24時間が経過。
お腹の縦方向の腫れは収まっていますが、充血は残ったままです。
隔離当初からそれなりに元気だったのですが、薬浴24時間後も泳ぎはしっかりしています。
まだ病気が回復したとは思えませんが、薬害が怖いので用途通り24時間で切り上げることにします。
元の水槽に戻すときも丁寧に水合わせをして戻しました。
今のところは、元の水槽で他のハナビに混じってこれまでのように泳いでいます。
今後快方に向かうことを願うばかりです。
はじめての乾燥赤虫
乾燥赤虫
ゴールデンハニードワーフグラミーを迎えてもうすぐ1ヶ月。
購入時にお店で与えているエサについて質問するのが最近の習慣ですが、人工餌に加えて週2回ほど赤虫を与えているとのこと。
「赤虫は栄養価高いから確実に色が揚がりますよ」とアドバイスも。
お店の水槽を覗くとたしかにフィーダーに赤虫が入っています。
・・・がしかし、この時点で赤虫というと冷凍赤虫を想像していた私。
自宅の冷凍庫に赤虫を保管することに家族の同意が得られる確証が持てず、長らく避けてきた選択肢です。
「これって、冷凍赤虫ですよね?」と質問すると、私の意図を汲んで頂いたのか、こんなのもありますよ。と紹介してもらったのがこちら↓
乾燥赤虫です。
冷凍と比べると食い付きは劣るとのことですが、赤虫は赤虫ということで購入してみました。
この陽気なパッケージのお陰で家族の心配も和らぐことでしょう。
赤虫とは
そもそも赤虫はどんな虫か知らなかったのですが、ユスリカという蚊に似た昆虫の幼虫だそうです。
湖底や川底で暮らし、ヘモグロビンを持つため赤い体色をしているとのこと。
私は釣りはあまりやったことがないので、知りませんでしたが、釣りでは定番のエサなのですね。
ヒカリ乾燥赤虫の中身(虫が嫌いな方は閲覧注意)
フリーズドライの乾燥餌ということで、グロテスクだったらどうしようと思いましたが杞憂でした。
下の写真のように見た目は他の人工餌と大差ありません。
他の人工餌よりも匂いは若干強いです。
スプーンが付属しており、これで掬って水槽に餌を投入できます。
水槽に入れてみる
スプーンで掬って水槽に入れてみます。
付属のプラスプーンは細長い赤虫を上手に掬えて、量の調整もしやすくなっています。
↓水槽に赤虫を1本入れたところ
サイズはご覧の通り小さいです。
カージナルテトラも食べています。
冷凍赤虫は沈下しますが、乾燥しているので水面に浮かびます。
なので、フィーダーなどのアイテムが不要な一方で、オトシンクルスなどには何か沈下させる工夫をしないとこの餌を与えることはできません。
食いつきも良さそう
現在は1週間に1〜2回ほど1分以内で食べ尽くす程度を与えています。
投入すると毎回ゴールデンハニードワーフグラミーがすぐに集まってきて、あっという間に食べ尽くしています。
冷凍赤虫との栄養面での差異がどの程度あるかは調べていませんが、これだけ喜んで食べてくれているので、乾燥赤虫という選択は正解だったと思っています。
今回は以上です。
外掛けフィルターに住むエビ
外掛けフィルターで動くものが
朱文金のいる30cm水槽の外掛けフィルター。
ガジュマルを植えたり、フロッグピットを浮かべたり、色々やってます。
週末の水換え時には大抵ウールマットを交換しています。
今週もウールマットを交換しようとすると、何かピョコピョコ動くものが。
ヤマトヌマエビでした。
30cm水槽に朱文金を引っ越しさせたタイミングで、もともと住んでいたヤマトヌマエビの稚エビは皆他の水槽に移したつもりでした。
↓恐らく滝登りに挑戦していた1匹が、知らないうちに上流に辿り着いていたのですね。
外掛けフィルター内を自由自在に移動
恐らく1ヶ月以上、外掛けフィルターに住んでいるものと思われます。
一体どのように生活しているのかとしばらく観察してみました。
ろ材がたくさん入っているので、さぞかし窮屈なのではと思っていました。
・・・が、ウールマットの横をすり抜けてフィルターの底に行ったり来たり。
なんか、結構自由に動き回っています。
ろ材についたバクテリアを食べて生きているのかも知れません。
あまりに自由に動き回っているので、このままにしておくことにしました。
この先、どのように生きていくのでしょうか。
オトシンクルスお迎え1ヵ月目
導入は上手くいったようです
3月中旬にオトシンクルスをお迎えしました。
オトシンは導入直後に落ちてしまうことがあるという記事を目にしますが、無事に1ヵ月目を迎えることができました。
・状態の良い個体を迎える(ガラス面にしっかりついている個体が多い)
・お店での飼育方法が分かっている(教えてくれる)
最近では、この辺りがオトシン導入が上手くいくポイントのような気がしています。
今回もお店でプレコタブレットで飼育していると聞いていたので、導入初週から苦労せずに餌付け出来ています。
1ヵ月間苔取りしていません
これは水草の成長や、化学ろ材など複合的な効果かと思いますが、ガラス面への苔の付着が圧倒的に少ないです。
緑のスポット苔が発生していますが、目視ではほとんど分からない程度のものです。
1ヵ月間スクレーパーで掃除しなくても平気というのは、久しぶりの事です。
(朱文金を入れていた時は毎週スクレーパーかけてました)
水槽環境にも慣れたようです
導入初日は凄い勢いで泳いでいた2匹ですが、最近は落ち着いています。
プラケースに入れてエサを設置するとどこからともなく現れて、エビに揉みくちゃにされながらエサをモフついています。
相変わらず愛嬌のある動きで目が離せません。
U字コネクタですっきり
CO2配管用に購入したU字コネクタ
本日はとっても地味な内容です。
2月の水槽リセット時にCO2分岐アイテムを購入しましたが、その際に一緒に購入したU字コネクタがいい働きをしています。
フリマアプリで購入したのはこちら。
2つで数百円だったと思います。
配管がとても綺麗に見えます
隣の水槽のCO2配管にはこうしたコネクタを使用していません。
そのためシリコンチューブがグニャっと折れ曲がって水槽内に入っていきます。
時間が経つとその折れ曲がりがチューブのクセとなってあまり見た目に綺麗なものではありません。
そこで、このU字コネクタを使うとご覧の通りです。
↓こちらはちょっと使用の仕方が違うと思いますが、エアストーンの先端を上に向けるために水槽内でも使ってみました。
いぶきエアストーン(#180)を使用していますが、先端を上に向けた方が細かい気泡が出るような気がしており、このようにしています。
最近、日常的に使用する水槽器材はほとんど新調していません。
購入して良かったものは何かあったかな?と考えて思い出したU字コネクタのご紹介でした。
エーハイムアクアコンパクト2005使用感
2月末に設置してからもうすぐ2カ月
60cm水槽リセット時に導入したアクアコンパクト2005。
問題なく稼働しています!
(3年保証が付いた製品なので当たり前ですが・・・)
本日は2カ月使用して感じた点をご紹介します。
なお外部フィルターは他にGEXのメガパワー2045を使っているのでその比較が前提となっています。
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良い点
〇水槽横で使用可能
〇モーターは水槽内設置、ガラス水槽のふち掛け
〇ホースをモーター部とろ過層との間で直線に接続
〇濾過槽容量1.3L、サブストラットプロが付属
〇音は全く気になりません
〇流量が強い
〇濾過槽のフタに調整ダイヤル
水槽のふちにかけるモーターやホースの取り回しの悪さを不満とするレビューも見かけます。が、私はGEXよりもモーターが水槽内で目立ちにくい気がするのと、ホースも余計な長さがない分水槽周りがすっきり見えて気に入っています。ここら辺は水槽の設置環境によって感想が変わる部分かと思います。
流量に関してはメガパワー2045よりも明らかにアクアコンパクトに軍配が上がります。
30cmキューブ水槽で全開にしても流量不足を感じるメガパワーに対し、60cm水槽でも問題なく水槽全体に水流を起こすことができます。
お魚に負担がかかりそうなので、現在流量調整で全開の7割くらいに流量を絞っています。
お値段はメガパワー2045よりも高額ですが、ろ材のサブストラットプロが付属していることも踏まえると金額差はそこまで大きくない気がします。
フタの上部についた流量調整ダイヤル
使いにくい点
✕メンテナンス時にモーターごと取り出しが必要
✕最低水位がかなり高い(水槽上部から5cmほど)
ダブルタップの機能はないため、メンテナンス時に水槽内のモーターごと取り外さなければいけないのは、メンテナンスのハードルを高くしています。
ですがGEXメガパワー2045もホースごと取り外してメンテナンスをしているので、あまり労力は変わらないかと思っています。(むしろホースが短い分、アクアコンパクトの方が扱いがしやすいかも)
最低水位は下記写真の矢印のところです。
結構高いので飛び出し注意のお魚を飼っている場合は躊躇するかも知れません。
以上です。
そもそも60cm水槽にはもっと強力な外部フィルターが適合機種です。
私は底面フィルター(夜間稼働)と併用する前提でアクアコンパクトを選びました。
2カ月経過して水質もすっかり安定したので、このやり方でも何とかなりそうです。